世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2019.06]Léonore Boulanger レオノール・ブーランジェ ストレンジな音の数々が織り成すポリリズム
フランス出身の才女によるぶっちぎりの新作『Practice Chanter』

[2019.06]Léonore Boulanger レオノール・ブーランジェ ストレンジな音の数々が織り成すポリリズム フランス出身の才女によるぶっちぎりの新作『Practice Chanter』

文●釣 馨(FRENCH BLOOM NET) text by KAORU TSURI(FRENCH BLOOM NET)  前作『Feigen Feigen』から2年半ぶりの4枚目のアルバム『Practice Chanter』が発表されると聞き、レオノール・ブーランジェにインタビューを試みました。彼女の音楽には興味津々だが、あまりに彼女に関する情報が少ない、という声も多いかと思います。この機会に新しいアルバムのこと、彼女が所属するレーベル、ラ・ソールのこと、パートナーの

1
[2019.05]Christophe Lanpideccia ナポリとパリを結ぶ、アコーディオンの調べ

[2019.05]Christophe Lanpideccia ナポリとパリを結ぶ、アコーディオンの調べ

文●服部のり子 text by NORIKO HATTORI  アコーディオンは、19世紀にイタリア移民と共にフランスに渡り、今ではシャンソンに欠かせない楽器になっている。南仏マルセイユ在住のクリストフ・ランピデキアは、フランスを代表するアコーディオン奏者。彼のルーツを辿ると、楽器同様にイタリアにある。新作『ナポリとパリのそよ風』は、本拠地であるジャズから少し離れて、自分のルーツを探求するアルバムとなった。

[2017.05]ジェーン「私の幸運は、ノブ」〜ジェーン・バーキン&中島ノブユキ インタビュー

[2017.05]ジェーン「私の幸運は、ノブ」〜ジェーン・バーキン&中島ノブユキ インタビュー

中島ノブユキのオーケストラ・アレンジをバックに ジェーン・バーキンがセルジュ・ゲンズブールを歌う 『シンフォニック・バーキン&ケンズブール』 文●松山晋也  ジェーン・バーキンが、オーケストラをバックにセルジュ・ゲンズブール(以下SG)の作品だけを歌ったアルバム『シンフォニック・バーキン&ゲンズブール』を発表した。09年の『ライヴ・アット・パラス』から8年ぶりであり、スタジオ録音アルバムとしては08年の『冬の子供たち(Enfants d'hiver)』から9年ぶり。SG作

[2017.02]ピエール・バルー、
ブラジル音楽との旅路

[2017.02]ピエール・バルー、 ブラジル音楽との旅路

文●中原 仁 text by JIN NAKAHARA  10月27日、「一期一会」と題するサラヴァ・レーベル50周年記念コンサートが渋谷で開催された。席につこうとすると、前列に座っていたピエール・バルーさんが振り返り、優しい眼差しで微笑みかけてきた。しばらく会わない間に顔が痩せたものの眼光には生気があり、コンサートの2部ではピエールさんもステージに上がって飄々とした自然体で味わい深い歌を聴かせてくれた。お元気で何よりと安心したのだが、よもやその僅か2カ月後、訃報に接するこ

[2017.02]ピエール・バルー 追悼写真館─PIERRE BAROUH 1934年2月19日 - 2016年12月28日─

[2017.02]ピエール・バルー 追悼写真館─PIERRE BAROUH 1934年2月19日 - 2016年12月28日─

(2014年12月サラヴァ東京で)

[2017.02]サラヴァ!
追悼 ピエール・バルー

[2017.02]サラヴァ! 追悼 ピエール・バルー

文と写真●松山晋也 text & photos by SHINYA MATSUYAMA  ピエール死去の第一報を関係者から受け取ったのは、年の瀬12月29日未明だった。パリは28日の夜8時頃。その数時間前の夕方5時頃に病院で静かに息を引きとったという。覚悟はしていた。というのも、その数日前に、心筋梗塞で病院に緊急搬送され、年を越すのは難しいという知らせを受けていたから。いや実は、予感はもっと前からあった。10月、数年ぶりに会ったピエールは、頬が少しこけ、見るからに衰弱してい