世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2018.05]特集:中南米を旅する 私の内側にあった小さな音楽が
爆発した日(五十嵐あさか)

[2018.05]特集:中南米を旅する 私の内側にあった小さな音楽が 爆発した日(五十嵐あさか)

五十嵐あさかASAKA IGARASHIチェロ奏者/作編曲家チェロ無伴奏の自作曲ライヴを定期的に開催asakaigarashi.com 『エクアドル?』ガサゴソ地図を広げ、赤道直下の国だと知った。  音大を卒業した翌年、弦楽器奏者6人で「日本とエクアドルの演奏家による合同演奏会」に出演するため初めてエクアドルを訪れた。既に現地で活動し、現在エクアドル在住の音楽家、前田整氏による企画だった。

[2019.05]音楽を解き放つチェリスト、
ジョヴァンニ・ソッリマ 今夏「100チェロ」を率いて東京へ

[2019.05]音楽を解き放つチェリスト、 ジョヴァンニ・ソッリマ 今夏「100チェロ」を率いて東京へ

文●安田真子 text by MAKO YASUDA  世界各地の有名ホールや音楽祭への出演依頼が引きも切らないソリストであり、ローマの国立音楽院で教鞭をとる指導者で、毎年新作を多数手がける人気作曲家。ジョヴァンニ・ソッリマは、その全ての側面で唯一無二の魅力を放つアーティストだ。  チェロという楽器ひとつでバロックから現代音楽、ロックまで、あらゆる音楽を自在に行き来する。その演奏はしばしば即興的であり、作品への深い理解に裏打ちされている。情感豊かで自然な勢いがあり、音の

[2018.10]伊藤志宏
3cello
variation 『Noctiodria』深化した漆黒のアンサンブルが
心に美しき光を届ける

[2018.10]伊藤志宏 3cello variation 『Noctiodria』深化した漆黒のアンサンブルが 心に美しき光を届ける

文●花田勝暁 text by KATSUAKI HANADA  アルバム・タイトルの『Noctiodria(ノクティオドリア)』は、ラテン語を組み合わせた伊藤志宏による造語だ。意味は「意味は「夜の香り/漆黒の香気)」──。  ジャズ・ラテン・器楽系音楽から歌伴まで、確たるテクニックに支えられた閃きに溢れた演奏で八面六臂の活躍をするピアニストの伊藤志宏が、平山織絵、井上真那美、島津由美という3人の女媛チェリストと活動する「伊藤志宏 3cello variation」が、美し