世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2015.12] Grandes Entrevistas Vol.11 ビクトル・ラバジェン 進化を続ける巨匠が歩み続…

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[2018.05]特集:中南米を旅する 徒然南米行脚の思い出 小松亮太

 ブエノスアイレスへの豊富な留学経験をもつ若いバンドネオン奏者が、「日本人と韓国人と中国人は同じ言語を話しているのだと思っていた」と現地の友人に打ち明けられて驚いたと言っていた。まああれだけ多くの国々のすべてでスペイン語が通じてしまう環境下(ブラジルでもスペイン語はほとんど通じる…

[2018.01]久石 譲×三浦一馬が 探求するバンドネオンの新しい可能性

文●小沼純一 text by Jun-ichi Konuma  去る10月24〜25日、バンドネオン奏者・三浦一馬は、久石 譲の新作を初演した。「MUSIC FUTURE」は、久石譲が2014年から、この列島ではほとんどコンサートで演奏されていない現代作品を積極的にとりあげているシリーズ。デヴィッド・ラング、ガブリエル・プロ…

[2020.01]仁詩 タンゴの枠を飛び越え、 多彩な表現で魅せるバンドネオン奏者

文●渡部晋也 text by SHINYA WATABE  楽器の中にはジャンルと対にされやすいものがある。ドイツ生まれの蛇腹を持った楽器、バンドネオンなどはその最右翼だろう。タンゴにはバンドネオン。バンドネオンの音色があってこそのタンゴと言われることに別段の不都合はない。ただバンドネオンでもっと色…

[2020.01]ニコラス・エンリッチ(キンテート・グランデ バンドネオン奏者) インタビ…

文● 清川宏樹 text by HIROKI KIYOKAWA  タンゴファンにとって年に1度の大きな楽しみである民音タンゴシリーズも、本年で51回目を迎える。毎年アルゼンチンを代表するアーティストが来日し、演奏、歌、そしてダンスからなる「総合芸術」としてのタンゴのステージを届けてくれるが、来日する演奏陣…

[2017.06]連載 小松亮太のタンゴ場外乱闘 #12(最終回) だからタンゴっ…

文●小松亮太 text by RYOTA KOMATSU  先月号の本コラムについて本誌スタッフの坂本 悠さんから「なぜタンゴは思うように広まらないのか、ちょうど思案していたので面白く読めた」という感想をもらった。なので最終回は僕から悠さんへの公開書簡として、彼女の疑問に率直に答えてみたい。タンゴに関…

[2017.05]連載 小松亮太のタンゴ場外乱闘 #11 亡き義父からの衝撃のメッ…

文●小松亮太 text by RYOTA KOMATSU  早いものでこの連載もあと二回で終了だ。何しろタンゴ・ファンは絶対数が少ないので、タンゴをあまり知らない方にも楽しんで頂けるよう注意したつもりだが、どうだっただろうか。読者の反応は直接的には分からないが、この連載がきっかけとなって文芸雑誌「群…

[2017.04]連載 小松亮太のタンゴ場外乱闘 #10 バンドネオンは罪作り

文●小松亮太 text by RYOTA KOMATSU  だからといってタンゴは安泰だと言う気は微塵もないけれど、とにかく日本ほどドラマや映画のサウンドトラックで、あるいはゲーム音楽で、バンドネオンの音色が頻繁に聞かれている国もないだろう。その演奏のほとんどが多少なりとも僕が昔に教えたことがある人…

[2017.02]連載 小松亮太のタンゴ場外乱闘 #9 疑心暗鬼はシンコパから始ま…

文●小松亮太 text by RYOTA KOMATSU  僕が紹介される際、「小松さんは異ジャンルのアーティストとの共演も多く……」といった文言がよく使われるが、その音楽的成果の度合いはともかく、演奏家がジャンル超え(のようなもの)に挑む姿というのは何かしら魅力的に映るのだろう。しかしポップスやジ…

[2017.01]連載 小松亮太のタンゴ場外乱闘 #8 たまには本場のお話を……

文●小松亮太 text by RYOTA KOMATSU  「タンゴ場外乱闘」というコラムである以上、たまにはアルゼンチンというかブエノスアイレスの話題に触れないわけにはいくまい。しかし実のところ、僕の彼の地での滞在日数は、現在までのトータルで、恐らく60日前後のもので、とても偉そうにお奨めスポットや…