世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2021.01]映画監督アゴスティと作曲家モリコーネ

[2021.01]映画監督アゴスティと作曲家モリコーネ

[無料記事] 文●二宮大輔  Text by Daisuke Ninomiya  映画監督シルヴァーノ・アゴスティと作曲家エンニオ・モリコーネの友情は、想像以上に深いものだった。1960年代にデビューし、後にインディペンデントで映画制作を始める鬼才アゴスティが、これまでにつくった長編映画は8本。うち4本のサウンドトラックをエンニオ・モリコーネが担当している。驚くべきはモリコーネへの支払いだ。アゴスティ自身が以下のような逸話を語っている。 アゴスティ「今回の仕事だけど、

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(無料記事)[2020.10]エドアルド・レオ特集上映−映画で歌え、イタリアの心

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文●二宮大輔(京都ドーナッツクラブ) Text by Daisuke Ninomiya  留学当初はイタリアの音楽が好きになれなかった。私がローマに住みはじめた2000年代後半には、まだぎりぎり大型CDショップが生き残っていて、特に右も左もわからなかった留学したての頃は、新しい音楽を知る場所として、大通りのCDショップを活用していた。店内に流れるBGMや試聴機で聞くイタリアの音楽は、どれもべちゃりと耳にへばりつくような質感だった。少なくとも大手CDショップに出回っているメ

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[2018.04]【第11回
カンツォーネばかりがイタリアじゃない】スフィアンからザローネまで現代イタリア映画音楽事情

[2018.04]【第11回 カンツォーネばかりがイタリアじゃない】スフィアンからザローネまで現代イタリア映画音楽事情

文● 二宮大輔 『君の名前で僕を呼んで』 ※4月27日 TOHOシネマズ シャンテ 他全国ロードショー ©Frenesy, La Cinefacture  今年4月に日本でも公開予定のアメリカ映画『君の名前で僕を呼んで』(Call me by your name)の音楽を、神秘的な楽曲が人気のSSWスフィアン・スティーヴンスが担当したということで、大いに注目を集めている。避暑のため北イタリアに来た17才の少年が、大学教授である父の教え子の男性に出会い恋をするというあらすじ