ラティーナ|2018年3月号

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[2018.03]ディエゴ・スキッシ × 菊地成孔 スペシャル対談《後編》

《前編》はこちら。  日本とアルゼンチンの現代の音楽シーンを代表する鬼才2人の対談が実現した。ディエゴが「ザ・ピアノ・エラ 2017」への出演を控えた昨年11月某日、2人は対面。先月号掲載の前編から続く、対談後編。 Photo by Ryo Mitamura ⓅTHE PIA…

[2018.03]水声社「ブラジル現代文学コレクション」~多様なブラジル文学の再発…

文●岸和田 仁 texto por HITOSHI KISHIWADA  昨年10月に第一巻が刊行された、水声社版「ブラジル現代文学コレクション」のラインアップを列記すると、 ❶『エルドラードの孤児』 ミウトン・ハトゥン 武田千香訳 ❷『老練な船乗りたち』 ジョルジ・アマード 高橋都彦訳 ❸『家宝』 ズウミー…

[2018.03]ECMからデビューする日本人ドラマー 福盛進也

文●吉本秀純 text by HIDESUMI YOSHIMOTO  菊地雅章に続き、ECMからリーダー作を発表する2人目の日本人としてアルバム『For2 Akis』を発表したドラマーの福盛進也。84年に大阪市阿倍野区に生まれ、留学先の米国でECMサウンドに開眼してヨーロッパに渡り、初の作品を憧れのレーベルから発表…

[2018.03]特集:アフリカ音楽の新しい地図 EMICIDAが選ぶアフリカを聴…

 ブラジルを代表するラッパー、エミシーダ。2015年にルーツをたどるために、カーボ・ヴェルデ、アンゴラ、マダガスカルを訪れ、多くのインスピレーションを得て、『Sobre crianças, quadris, pesadelos e lições de casa』をリリース。長いタイトルは、多様で複雑なアフリカの複数性を表している。…

[2018.03]特集:アフリカ音楽の新しい地図 「2010年代アフリカの音楽地図」参考ディ…

選・文:荻原和也 ■セネガル Youssou Ndour『#SENEGAAL REKK』(2016)[Prince Arts] ■文化観光大臣の任期を終えたユッスー・ンドゥールが、音楽活動を再始動して国内向けに最初に出した作品。音楽的創造性を失った2000年代の混迷を払拭し、原点のンバラに立ち返りヴェテランの凄みを見せつけた…

[2018.03]特集:アフリカ音楽の新しい地図 2010年代アフリカの音楽地図

文●荻原和也 text by KAZUYA OGIWARA ◆イントロ ~いつまでたっても「西から目線」~  アフリカ音楽について、自由なテーマで何か書きませんかという依頼を受け、2010年代のアフリカ音楽を、一度きちんとまとめておこうかなという気になった。そうすれば、昨年ミュージック・マガジン誌の9月号…

[2018.03]特集:アフリカ音楽の新しい地図

表紙の写真を撮影されたフォトジャーナリストの渋谷敦志さんに「アフリカ」と「地図」をキーワードに寄稿していただきました。 The United peoples of Africa 〜アフリカの新しい地図〜  アフリカ。そこから想像するものはなんだろうか。果てしなく広がるサハラ砂漠、サファリのライオン、あるい…

[2018.03]特集:アフリカ音楽の新しい地図 キンシャサの今、アフリカ音楽の今 〜Cong…

文と写真●奥村恵子 text & photos by KEIKO OKUMURA ■キンシャサ・レポート 2018  アフリカ大陸の真ん中に位置するコンゴは、西ヨーロッパがすっぽり入るくらいの広大な濃厚な密林が広がり、その中を幅10キロメートルに及ぶコンゴ河が流れる。 これを境に北がコンゴ共和国の首都ブラザビル。南が…

[2018.03]特集:アフリカ音楽の新しい地図 Dedicated To You, But You Weren't…

※本特集の荻原和也氏の原稿は、吉本秀純氏が監修したミュージック・マガジン2017年9月号の特集「アフリカ音楽新世紀」を受けて書かれたものですが、双方の了解をとり、吉本氏に荻原氏の原稿を読んで、荻原氏及び読者に伝えたいことを書いていただきました。 「アフリカ音楽新世紀」が掲載された「ミ…

[2018.03]特集:アフリカ音楽の新しい地図 日本×GHANA 〜YANO B…

文●宮ヶ迫ナンシー理沙 text by NANCI LISSA MIYAGASAKO  矢野ブラザーズ、というより長男マイケルを、彼がヒップホップユニットBLENDZを組んでいた時代から知っている。2008年、いまだに日本は「単一民族国家」だと語る人たちが存在する日本で、ハーフや〇〇系日本人と自称するミックスルーツな人…