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[2017.09]ショーロクラブ8年ぶりの新作『música bonita』─ Saigenjiによるインタビユー ─

文●Saigenji


 風通しの良さは、懐の深さに繋がっていく。

 28年目のショーロクラブの新譜『Música Bonita(ムージカ・ボニータ)』から受けた印象はそれだ。

 高校生の時にファーストアルバムで衝撃を受け、後年仕事として音楽の世界に飛び込んでからは、心から尊敬する大先輩たちであり、本当の「オリジナル」なインストゥルメンタルミュージックの日本における先駆者であるショーロクラブの御三方とのインタビューは、こちらのそこはかとないキンチョーをよそに、文字通り抱腹絶倒、8割与太話(文字起こし不可 笑)、2割すごくいい話、リラックスした中に大変印象に残るフレーズがいくつもあった。大学ひいてはサークルの大先輩でもある笹子重治さんの直々のご指名をいただき、生涯初のインタビュアーを務めさせて頂いた。

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