[2018.02]風を奏でる音楽家のダイアリー #07 旅
文 ● ジョアナ・ケイロス
私はよく旅をする。常に動いているのが好きで、昔から知らない世界、音、人を知るのが好きだった。イチベレ・オルケストラ・ファミリアから抜けて旅ができるようになって、他州のミュージシャンたちと演奏する機会が増えて、いまでもそれが続いている。リオに住んでいるけど、ベロ・オリゾンチに通っていた時期が長くて、最近はサンパウロでよく演奏している。とても魅力的で刺激をくれる、親愛なる友人たちが多くいるアルゼンチンとウルグアイにも何度も行った。『Diários de Vento』は、テーハ・ウナというエコヴィレッジに通って作ったし、『Boa Noite pra Falar com o Mar』はミナスの内陸にある農場のスタジオで作った。都会から離れて、自然に囲まれた場所で仕事をできるのは一番気持ちがいい。
続きをみるには
残り
2,194字
/
2画像
このマガジンを購読すると、世界の音楽情報誌「ラティーナ」が新たに発信する特集記事や連載記事に全てアクセスできます。「ラティーナ」の過去のアーカイブにもアクセス可能です。現在、2017年から2020年までの3.5年分のアーカイブのアップが完了しています。
世界の音楽情報誌「ラティーナ」
¥900 / 月
「みんな違って、みんないい!」広い世界の多様な音楽を紹介してきた世界の音楽情報誌「ラティーナ」がweb版に生まれ変わります。 あなたの生活…