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[2020.04]タンゴのうた 詩から見るタンゴの世界 連載第27回 バンドネオンと私(ミ・バンドネオン・イ・ジョ)

1964年に歌手フリオ・ソーサが不慮の自動車事故によって人気絶頂で世を去った時、タンゴ界は若い世代をひきつけるリ-ダー的存在を失ってしまった。しかしその5年後、タンゴの新世代を代表できる「時代の声」が登場した。これはそのルベン・フアレスの1969年のヒット曲である。

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