[2021.07]ドキュメンタリー映画『カポエイラ・イルミナーダ』オンライン上映!
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[2021.07]ドキュメンタリー映画『カポエイラ・イルミナーダ』オンライン上映!

文●脇さやか

 8月3日はブラジルは「カポエィリスタの日」。この日を記念して、歴史的なカポエイラマスターの一人、メストレ・ビンバのドキュメンタリー映画『カポエイラ・イルミナーダ』を日本語字幕でオンライン上映します。(イベントページはこちら

 様々な映画やPVの中でも観る機会の多くなったブラジルの格闘術「カポエイラ」。ビリンバウの音色に乗せて、「ジンガ」と呼ばれるステップを踏みながら蹴りを繰り出すさまは、さながらダンスのようで、とてもブラジル的です。

あらすじ

 メストレ・ビンバ(本名:マノエウ・ドス・ヘイス・マシャード)は1899年にバイーアで、元奴隷であった父と、先住民族の母の間に生まれました。ブラジルは1888年まで奴隷制が続いており、ビンバの時代は黒人差別があきらかでした。カポエイラはならず者がやる犯罪だとして1890年に刑法で禁じられていましたが、サルヴァドールの港で荷下ろしの仕事などをしていたビンバは、父が達人であった「バトゥーキ」という格闘技の技を活かし、「カポエイラ・ヘジォナウ」というスタイルを作り出しました。

 ビンバは非合法だったカポエイラの指導環境と教授法を整え、自らリングに上がることで護身術としてのカポエイラの実用性を世の中に知らしめました。当時のブラジル大統領の前でカポエィラを披露し、カポエイラの社会的地位向上をもたらしました。現在のように世界中にカポエイラが広まっていったのは、ビンバの功績であるといっても過言ではありません。

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 その一方で、カンドンブレー(アフリカ由来の宗教)などのアフリカの文化を引き継ぎ、サンバ・ジ・ホーダなどの文化保護に務めたにもかかわらず、カポエイラを白人化、東洋化した、アフリカ文化の冒涜だ、と批判されてもいます。

 読み書きができなかったにもかかわらず、死後、教育者として讃えられ、バイーア州立大学から名誉学位の称号を授与されたビンバとは一体どんな人物だったのでしょうか。
 メストレ・デカーニオをはじめ、メストレ・イタポァン、ミュージシャンでもあるメストレ・アコルデォン、メストレ・カミーザら、ビンバの教えを受け、共に生きた人々の言葉で綴られたドキュメンタリーです。彼が活躍した1930年代のブラジルの黒人運動、歴史背景を、カポエイラ研究者たちと共に紐解きながら辿ってみませんか。

 カンドンブレー、サンバ、ヘペンチスタなどブラジル北東部の文化に触れながらめぐるカポエイラの歴史のワンシーンを、ブラジル・サルヴァドールの風景と共にお楽しみください。

DATA/日時

8月3日(火)20:00〜 オンライン上映
8月8日(日)20:00〜 オンライン上映 

FILME/作品

作品 『カポエイラ・イルミナーダ 〜メストレ・ビンバ 輝けるカポエイラ』
公開  2005年8月10日
監督  ルイス フェルナンド ゴラルチ 
製作  ルーメン プロダクション 
上映時間 78分

Entrada/料金・申込方法

¥1000  Peatix からお申込仕込みください。 

8月3日(火)20:00〜
8月8日(日)20:00〜 

FICHA TÉCNICA/スタッフ

翻訳 鈴木湖太郎(アバダカポエイラ東京)
協力 碓井千鶴
企画・運営 UniLibre
後援 駐日ブラジル大使館

(ラティーナ2021年7月)

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