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[2020.03]「ROMANTIC BABALÚ」〜ダンサーのダーリンSAEKO率いる異次元のアフロキューバン・バンド。 サンテリアのサウンドがダンスホールに響きわたるなら、踊れ! 〜

文●花田勝暁 text by KATSUAKI HANADA

 新宿ピットインでの、菊地成孔プレゼンツ〈モダンジャズ-ディスコティーク新宿〉でのライヴの前日、萩谷嘉秋(Vo/Per)、大儀見元(Per)、間所直哉(Per)、ダーリンSAEKO(Dance/Director)のロマンティック・ババルーのオリジナル・メンバー4人に話を聞くことができた。

 新宿ピットインでのライヴは全編凄まじい盛り上がりをみせ、1曲ゲスト参加した菊地成孔は「新人のバンドを見たというより、神事に立ち会えた」という感想を残した。

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「新しいラテン」

── 今回は「新しいラテン」という特集です。ロマンティック・ババルーさんは、今後の活動に大いに期待したい生音のグループということで取材を申し込んだら、先月号の特集「ダンスの時代」で「キューバダンス─伝統と本質 トレンドへのブレイクスルー」という記事を書いていただいたダーリンSAEKOさんがリーダーのグループということで、びっくりしました。ダンサーのSAEKOさんが結成したこのグループのコンセプトを教えていただけますか?

ダーリンSAEKO 「新世紀ダンスホールミュージックバンド」って謳ってるんですけど、そもそもは自分が踊りたくて。音楽とダンスって一緒にあることが本来の姿だと思うのですが、ダンサーとミュージシャンが一緒に活動しているバンドって少ないなっていうのがあったので。
 一番はアフロキューバン音楽の中の宗教儀式音楽が土台にあるバンドです。他のアフロカリビアンとか、クラブでかけれる儀式音楽みたいなのを目指して始めたんです。クラブにいるとサンテリア(ヨルバ)の儀式にいる感覚に凄い近くなる時があって。

大儀見 元 バタの太鼓のトランス感と、クラブでの高揚感は、似てる部分あるんじゃないですかね。

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