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[2019.07]パウラ・サントーロ & デュオ・タウフィッキ〜現代ミナスを代表する実力派シンガー、パウラ・サントーロへのインタビュー

文●江利川侑介 text by YUSUKE ERIKAWA

 パウラ・サントーロ&デュオ・タウフィッキのアルバム『Tudo Será Como Antes』を、すでに聴いただろうか? これまでにも多くの音楽家が取り上げてきたクルビ・ダ・エスキーナというテーマに挑み、見事に他にはないオリジナリティを獲得するだけでなく、三人の個性も躍動するという、なんともミラクルな作品である。本稿はそんな素晴らしいアルバムでヴォーカルを担ったパウラ・サントーロへのインタビューだ。

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©Ana Valadares

── まずはあなたのプロフィールを教えてください。

パウラ・サントーロ ミナスの州都、ベロ・オリゾンチで生まれました。医師だった祖父の趣味は音楽で、ヴァイオリンを弾き、クラシック音楽をよく聴いていました。10歳のときにギターをプレゼントされると教室に通い始め、耳コピで音楽を奏で、覚えたいくつかのコードで作曲もしていました。18歳のときにコンポーザーのセルジオ・サントスと出会い一緒に演奏するようになりました。医学を諦め、音楽の道を選んだのもこの頃です。ギター、ピアノ、ヴォーカルを専門的に学び始め、Nós & Voz というヴォーカル・グループのオーディションに受かってからはプロとして様々なプロジェクトに参加しました。 

 しばらくして、今生活しているリオデジャネイロに拠点を移しました。ソロ活動を始め、シコ・ブアルキ、ミルトン・ナシメント、トニーニョ・オルタ、エドゥ・ロボ、ロー・ボルジェス、ジョイス、ナナ・カイミ、アルトゥール・ヴェロカイなどと共演してきました。イアン・ファキーニとの『Metal na Madeira (2016)』を含め、これまでに5枚のアルバムをリリースし、また多くの他のアーティストの作品に参加してきました。

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