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[2018.02]【連載 TÚ SOLO TÚ #214】ラテン系が席巻する洋楽マーケットの注目若手 カミラ・カベロ カーディ・B オスナ

文●岡本郁生

 昨年(2017年)12月初頭、YouTubeの年間視聴回数ランキングが発表された。1位はもちろん、46億6000万回で新記録を打ち立てたルイス・フォンシ&ダディ・ヤンキーの「デスパシート」。続いて、エド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」(30億1000万回)。3位はJ・バルビンとウィリー・ウィリアムス「ミ・ヘンテ」(15億3000万回)。

そのあと、

4位:マルマ「フェリセス・ロス4」

5位:ブルーノ・マーズ「ザッツ・ホワット・アイ・ライク」

6位:クリス・ジェダイ「アオラ・ディセ」

7位:ニッキー・ジャム「エル・アマンテ」

8位:ジェイソン・デルーロ「スワラ」

9位:DJキャレド「アイム・ザ・ワン」

10位:エンリケ・イグレシアス「スベメ・ラ・ラディオ」

……と、ベスト10内のなんと6曲をラテン系が占めるという結果となった。

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カミラ・カベロ 

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カーディ・B

 まともな(笑)ラテン・ファン(あるいはポップス・ファン)ならば、こういう結果は大いに納得できるところだろう。だが、従来の「英語ポップス=洋楽」という固定観念を持ったファンの中には戸惑いを隠せない方々も多いようである。いや、戸惑っているならまだしも、こうした世界の音楽界の動きにまったく無関係に生活している人がほとんど、というのが日本の現状ではないだろうか。

 ある意味、リッキー・マーティン、ジェニファー・ロペス、サンタナ、エンリケ・イグレシアスらが立て続けに全米ナンバーワンを獲得し世界中にラテン旋風が吹き荒れた1999年と同じような状況ともいえるわけだが、あのときは日本でも、郷ひろみ、野口五郎、西城秀樹の御三家がカバーを発表するなど多少なりともそれに反応していたのである。しかし今回はそういう気配もなく、限られたインターネット・サイトが、10年以上前のレゲトン・ブームを持ち出してきて、レゲトン復活か? と、細々と取り上げているぐらいが席の山である。

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