[2017.08]第14回タンゴダンスアジア選手権詳報

文●ラティーナ編集部/写真●酒井 透

 2017年で第14回目を迎えたタンゴダンスアジア選手権。今年は司会に2009年タンゴダンス世界選手権サロン部門チャンピオンの山尾洋史を迎え、昨年に引き続き渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて7月1日、2日の2日間で盛大に開催された。

 本年は、ピスタ部門で73組、ステージ部門で12組のエントリーがあり、ロシア、韓国、台湾、香港、マレーシア、フィリピン、シンガポール、インドネシア、ブルネイをはじめ、アジア在住のアルゼンチン国籍のペアも加わり、タンゴダンスアジア選手権という名にふさわしい世界各国からの参加者が集結した。

新設されたピスタ・セニョール部門

 本年の大きな変更点として、ピスタ部門が一般部門とセニョール部門の2部門構成となったことがあげられる。一般部門は、昨年までのピスタ部門と同様のもので、今年から採用されたセニョール部門は、出場ペアのうちのどちらかが50歳以上である場合に、出場することが可能という条件となっている。

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