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[2017.07]ミナスの才女ジェニフェル・ソウザ|トータルクリエーターの顔

文●宮ヶ迫ナンシー理沙 写真●Renata Queiroz

 ソロデビューアルバム『永遠でないもの』が2014年には日本で、その後フランス〜ヨーロッパでリリースされ、国内外で評価を獲得した、ブラジリアン・ニュー・フォークシンガーソングライター。(国内盤リリース時インタビュー ラティーナ2014年12月号参照)。

 昨年ベロオリゾンチ(以下BH)で初めて開催された音楽見本市でショーケースアーティストに選ばれ、ライヴをみた韓国のジャズフェスティバルの主催者に招待され、今年5月に初のアジア公演を行った。その後、日本にもプロモーションのため来日したジェニフェルに、今年録音するという次回作やミナスの近況について聞いた。実は、ミナスシーンで気になっていた、新しいコンポーザーに焦点をあてた音楽フェスティバル〝Mostra Catautores〟の企画者に彼女の名前が並んでいたのだが、ミナスのフェスティバル事情についても直接聞くことができた。シンガーソングライターだけでなく、クールで落ち着いた性格のなかに、ミナスの音楽シーンを動かそうとするクリエーターとしての顔も知ることができた。

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