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[2018.02]ブルーノ・カピナン〜妖艶、繊細、中性的…… アフロ・バイーアの新世代アーティスト

文●中原 仁 texto por JIN NAKAHARA

 2016年末、ドメニコ・ランセロッチ、ベン・ジルとの共同プロデュースによるサード・アルバム『ヂヴィーナ・グラッサ』が日本で発売された、バイーア出身のシンガー/ソングライター、ブルーノ・カピナン。同じレコード会社に所属する三宅純が、彼の妖艶で繊細で中性的な歌声に惚れこんで自身の多国籍アンサンブルの歌手に迎え、2017年に「ジャパン・ハウス・サンパウロ」開館記念コンサートで初共演。三宅純の新作『Lost Memory Teatre act-3』の2曲に歌と作詞で参加し、同アンサンブルのメンバーとして初来日し「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2017」に出演した。その経緯については本誌12月号に掲載の三宅純インタビューをご参照ください。

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▲ブルーノ・カピナン『ヂヴィーナ・グラッサ』

(2016年)(Pヴァイン:PCD24574)

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