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[2019.04]【連載 TÚ SOLO TÚ #227】いま大きな注目を集めるキューバ出身デュオ クラシックとストリートの融合

文●岡本郁生

「ベニンやカメルーン、ナイジェリア、ブルキナファソ、カボヴェルデの音楽を聴いていると、それを自分の世界に取り込みたいと思う。そしてそのリズムをメロディックな何かに変換しようと試みる。その結果、こんな曲が現実のものになるんだ」

 アルフレド・ロドリゲスとペドリード・マルティネスによるアルバム『ドゥオローグ』は「アフリカ」という楽曲でスタートする。ロドリゲスがピアノ/フェンダー・ローズ/キーボード/ヴォーカルを、マルティネスがパーカッション/ヴォーカルを担当してふたりだけで作り上げたこのアルバムには、プロデューサーとしてクインシー・ジョーンズも名を連ねている。ハンド・クラッピングとアカペラで始まり、芯の太いリズムで軽やかに展開されるこの「アフリカ」は、自分たちのルーツがどこにあるのか? そして、いま自分たちはどこに立っているのか? を明確に宣言しているように思われる。まさに、アルバムのオープニングに相応しい楽曲といえるだろう。

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Alfredo Rodriguez『The Littel Dream』(2018年)

 キューバ出身で、いま大きな注目を集めるふたりだが、その音楽的ルーツはかなり異なっているようだ。まずはそれぞれの経歴からご紹介しよう。

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