文●寺前浩之 (バンドリン、テナーギター奏者)

筆者プロフィール●寺前浩之 (バンドリン、テナーギター奏者)■クラシックギター留学中のスペインでバーデン・パウエルに衝撃を受けブラジル音楽に傾倒。ショーロ好きが高じてバンドリンに転向するも現在はノンジャンルに演奏活動中。最新アルバムはテナーギターによるバッハ無伴奏チェロ組曲集『BACH On Tenor Guitar』。

　6月14日にリスペクトレコードより発売の、マウロ・スクイッランテ（マンドリン）＆サンテ・トゥルジ（ギター）によるデュオ・アルバム『Estate〜イタリアの夏』プロモーションの為に来日したお二人にお話しをうかがいました。生地ナポリでマンドリン・オーケストラを率いつつ自身のコンサートとマンドリンの普及に努めるマウロ。１９９０年の東京国際ギターコンクール優勝者として日本でもお馴染みのサンテ。当インタビューの二日後には渋谷タワーレコードでインストアライブが行われ、立ち見も出る盛況の中、７Ｆクラシックフロアに爽やかなイタリアの風が流れました。

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