見出し画像

[2017.09]ブラジルのリズムの魔術師〜シロ・バチスタ

文●巻上公一 写真●Eleonora Alberto

プロフィール●巻上公一  超歌唱家、ソングライター、プロデューサー。ヒカシューのリーダーとして作詩作曲はもちろん、声の音響やテルミン、口琴を使ったソロワークやコラボレーションも精力的に行っている。歌らしい歌から歌にもならないものまで歌う歌唱力には定評がある。また、それらの音楽要素を駆使する演劇パフォーマンスのクリエーターとしても活躍している。ニューヨークのダウンタウンシーンと親交があり、ジョン・ゾーンのレーベルTzadikから5枚のアルバムをリリースしている。リリースアルバム:10月10日発売のヒカシュー『あんぐり』、ソロヴォイス『KOEDARAKE』アルタイのボロット・バイルシェフとのコラボ『TOKYO TAIGA』など多数。

画像1

 シロ・バチスタは紛れもなく世界最高峰のパーカッショニストである。

 ブラジル・サンパウロ出身。1980年、ビリンバウ1本を携えて渡米。NY郊外のクリエイティブ・ミュージック・スタジオに奨学生として入学し、そこで教鞭を取っていた憧れのナナ・ヴァスコンセロスに出逢う。そのままNYに留まり、ナナと活動を共にしながら、ニューヨークのダウン・タウン・ミュージック・シーンの立役者ジョン・ゾーン等と出逢い、現在はそのシーンに無くてはならない存在となる。その他、ハービー・ハンコック、スティング、ポール・サイモン、坂本龍一等、数々の一流音楽家と共演を重ねている。ナナ・ヴァスコンセロスの確立した独自のスタイルの直系の継承者として、ブラジル伝統音楽に根ざした音楽語法を、世界のいかなるジャンルの音楽にも溶け込ませ、どんな音にも豊かな彩りを与えることが出来る数少ない演奏者である。

この続きをみるには

この続き: 3,233文字 / 画像5枚
この記事が含まれているマガジンを購入・購読する
このマガジンにはラティーナ2017年9月号の主要な記事が収められていますが、定期購読マガジンの「ラティーナ」を購読していただくと、最新号とアーカイブの全てが月額900円で読めるのでお得です。(※デジタル定期購読している方は、e-magazine LATINA内の全ての記事が読めます。このマガジンを「目次」と考えてください)

ラティーナ2017年9月号のアーカイブです。

このマガジンを購読すると、世界の音楽情報誌「ラティーナ」が新たに発信する特集記事や連載記事に全てアクセスできます。「ラティーナ」の過去のアーカイブにもアクセス可能です。現在、2017年から2020年までの3.5年分のアーカイブのアップが完了しています。

「みんな違って、みんないい!」広い世界の多様な音楽を紹介してきた世界の音楽情報誌「ラティーナ」がweb版に生まれ変わります。 あなたの生活…

「スキ」、ありがとうございます!
1
広い世界の多様な音楽を紹介してきた世界の音楽情報誌「ラティーナ」がweb版に。 あなたの生活を世界中の多様な音楽で彩るために情報を発信します。 月額900円のデジタル定期購読で、新規記事も、過去のアーカイブも読み放題! (※2017年以降の主要記事がアップ済。順次追加)

こちらでもピックアップされています

ラティーナ|2017年9月号
ラティーナ|2017年9月号
  • 24本
  • ¥950

ラティーナ2017年9月号のアーカイブです。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。