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[2017.02]アレシャンドリ・ヴィアナ・トリオ

サンパウロのジャズ・シーンはどこに向かっていくのか。

その一翼を担っていくであろうアレシャンドリ・ヴィアナ・トリオのデビュー・アルバムは『アニモ』は、中毒性のある傑作ピアノ・ジャズ・アルバムであるが、「ジャズ」を回避し、サンバ・ジャズからも遠い、新しいブラジリアン・ジャズだ。

練られた構成・展開のアレンジと冒険的なリズムに乗るオリジナルなメロディーは、美しくも一筋縄でない。

トリオのピアニスト/リーダーであり、全曲の作曲も行ったアレシャンドリ・ヴィアナへのインタビューで、その魅力の真髄に迫る。

文●宮本剛志
text by TAKESHI MIYAMOTO

 一聴するとヨーロッパのジャズのような、民族的でクセのある美しい旋律を聴かせるこのピアノトリオは、ブラジル、サンパウロのグループだ。リズムに関しても、ジャズではあるもののむしろロックに近く、所謂ブラジルのサンバ・ジャズ的なリズム、フレーズをほとんど聴くことができないのも興味深い。世代は少し違うが3人ともバークリー音楽学校との提携でも知られるサンパウロのソウザ・リマ音楽大学で学んだそうで、既存の枠に入らない音楽性はそこで磨かれたのだろう。

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