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[2020.03]カロリーナ・ペレリッティ インタビュー

文と写真:宇戸裕紀 Text & Photo by Hironori Uto

 その栗色の瞳を直視すると吸い込まれそうになる。タダモノではない。ルイス・アルベルト・スピネッタの最後のパートナーとしてアルゼンチンでは知られるフォルクローレ歌手カロリーナ・ペレリッティ。モデル・女優として活躍した後、幼い頃から秘めていた音楽への愛が表出し、フォルクローレに携わるようになったどちらかといえば遅咲きの歌手。昨年日本で長年フォルクローレを紹介してきているコスキン・エン・ハポン(福島県川俣町)の招きを受けて来日した際、音楽に携わり始めたきっかけやハイメ・トーレスとの親交、音楽パートナーのディエゴ・ロロンについて語ってもらった。

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____川俣町ではどんな経験を?

カロリーナ・ペレリッティ まるでアルゼンチン北部に来た様な感じだった。小学校に着くとこどもたちが私の方を覗きにきて、こどもたちがケーナを持って「HUMAHUAQUEÑA」を弾いて出迎えてくれて。小学校の先生は英語か日本語だけ、私はあまり英語ができないこともあって、音楽で語りかけるしかなかったけど、音楽というものはこどもの心の中に語りかけるものがあると感じる瞬間でした。川俣の街中を散策できて、日本の山奥にきてハイメ・トーレスや私のポスターがスーパーや街中に貼ってあるなんてびっくりでした。東京の清泉女子大学でもアルゼンチン音楽のリズムに関する講義をおこなったけど、アルゼンチンではやらないことだから自分にとっても勉強になる経験でした。ギターのディエゴ・ロロンはミシオネス出身でリトラルを中心としたフォルクローレの名手だから手助けしてくれました。

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