[2018.12]スター的な人気を誇るデレブ・デッサレン率いるエチオ・ファンク・バンド─ デレブ・ジ・アンバサダー
文と写真●石田昌隆
text & photos by MASATAKA ISHIDA
オーストラリアを拠点に、60〜70年代のエチオピア音楽を現代に蘇らせているデレブ・デッサレン(Dereb Desalegn※以前はDereb Zenebeという名で活動していた)のバンド、デレブ・ジ・アンバサダーが、新作『エチオピア』を携えて来日した。ぼくは10月16日にデレブにインタビューを行ない、10月20日の六本木スーパーデラックスと、翌21日の「Peter Barakan's LIVE MAGIC!」でライヴを見た。今回のツアー・メンバーは、全員オーストラリアを拠点に活動しているミュージシャンだが、デレブとサックスとキーボードがエチオピア系、ドラムがチリ系、ベースがジャマイカ系、ギターが南ア系だった。
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