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[2019.10]三枝伸太郎 オルケスタ・デ・ラ・エスペランサ『FLOWERS』

文●徳永伸一郎

text by SHIN-ICHIRO TOKUNAGA

 2015年の1stアルバム発売から4年、作曲家/ピアニスト三枝伸太郎率いるユニークな弦楽アンサンブル、オルケスタ・デ・ラ・エスペランサの2ndアルバム『Flowers』が遂にリリースされた。その間、喜多直毅クアルテットのピアニストとして定期的にライヴに参加する他、1stアルバムに参加していた小田朋美とは、現代詩に曲をつけて歌うというコンセプトによるデュオでも活動を開始し、CD『わたしが一番きれいだったとき』を昨年リリース。この8~9月には、渡辺えり作演出、のん(能年玲奈)出演で注目された舞台「私の恋人」の音楽を三枝が担当、ほぼ全曲を書き下ろし、本人もステージ上でピアノを弾き生伴奏するという活躍ぶりだ。JZ BratでのCD発売記念ライヴ(7月30日)を終えたばかりの三枝に、新譜について語ってもらった。

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