[2020.01]2019年ブラジルディスク大賞 関係者投票結果
本誌とJ-WAVEの長寿番組「サウージ!サウダージ・・」が共同主催、24回目を迎えたブラジル音楽の年間アルバム・ベスト10「2019年ブラジル・ディスク大賞」。一般投票(総数3,011票)、関係者投票のベスト10が決定しました。
関係者投票は23名の選者が各10作品を選出し、1位を10点、以下1点刻みで10位を1点と計算。また、本号の別企画「2019年ベスト・アルバム」の選者がブラジル音楽のアルバムを選んだ場合は、1作品につき一律2点で計算し、関係者票に加算した。一般、関係者とも突出した作品がなく混戦となったが、新世代の台頭もあり、2010年代から20年代への推移を予感できるランキング。また、CD化されず配信だけでリリースされた作品もランクインしていることが、時代を象徴している。
関係者投票の順位は参考にとどめ、選者ごとのベスト10を通じ、ブラジル音楽に対する多様な価値観を読み解いていただきたい。
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