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[2019.11]THE PIANO ERA 2019 出演者インタビュー#3 カイル・シェパード

文●年吉聡太

text by SOTA TOSHIYOSHI

 南アフリカ・ケープタウン出身のカイル・シェパード。彼の音楽にいま耳を傾ける理由として、写真や絵画をはじめとする現代アフリカンアートに対して世界中から熱い視線が注がれているのは重要な補助線になるだろう。人類発祥の地であるとともに、多様な民族が暮らし多彩な文化が混ざり合う南アフリカ。なかでも最も洗練された文化都市であるケープタウンから世界に向けて発信する音楽は、原始の記憶に語りかけるように響く。32歳の若きピアニストは、同郷のドラマーと日本のベーシストとともに立つステージに、何を期待するのか。

── 南アフリカのピアニストというと、日本のオーディエンスにとってはやはりアブドゥーラ・イブラヒム(ダラー・ブランド)の存在が大きいです。カイルさんは彼と同じケープタウン出身で、だからこそメディアはあなたのことを〝アフリカン・ピアノの継承者〟と取り上げてきましたが、そう呼ばれることについて、どう思いますか?

カイル・シェパード 南アフリカにはアブドゥーラだけでなく、ベッキ・ムスレクやヒルトン・スキルダーをはじめ多くのパイオニアがいて、彼らが切り拓いてきた独特なピアノサウンドがあるんだよね。ぼくは、彼ら自身のスタイルやサウンドからインスピレーションを得たし、多くを学んできた。

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