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[2018.05]特集:中南米を旅する 人生に大きな力を 与えてくれたブラジル旅 藤本一馬

藤本一馬  KAZUMA FUJIMOTO ギタリスト/コンポーザー ユニットorange pekoeでデビュー。ソロ名義4作目「FLOW」を2016年SPIRAL RECORDSより発表。他、様々なアーティストと共演、ツアーで活動中。 http://kazumafujimoto.com

 僕がブラジルへ行ったのは2005年。ずいぶん前になりますが感じたものはいまだ鮮明です。およそ一ヶ月の間いろいろな場所を巡る旅でした。いくつかの記憶を自分に音でのインスピレーションを与えてくれたものを中心に思い出してみたいと思います。

 当時orange pekoeでのレコーディングやツアーが多忙でちょうどまとまった休みをとろうと計画していた矢先、ある楽曲の録音で演奏してくれたピアニストのパウリーニョさん(Paulo Cezar Gomezさん、今はもう天国にいかれてしまったのです、涙)が里帰りし、ブラジル好きな友人達も一緒に旅に出るということ、そして僕も一緒にと声をかけてくれたんです。僕もブラジルの音楽にたいへん影響を受け、特にミルトン・ナシメントの音楽からの広がり、トニーニョ・オルタ、ロー・ボルジェス、ベト・ゲジスやフラビオ・ヴェントゥリーニ等ミナス・ジェライスの音楽家を愛聴していたので、ブラジルという国はもちろんあこがれの場所。しかしながら僕は恐がりなゆえ地球の裏側へ行くなんてとんでもないと恐怖におののいていたところを説得してくれたのがorange pekoe相方ナガシマトモコ、そして同行メンバーで音楽仲間のジーラ・ムンドのミツグさんで、彼はフィロ・マシャードやシコ・ピニェイロ等とのレコーディングまですでにセッティグ済みで、僕らにもレコーディングを勧めてくれました。そこで大好きなギタリスト、トニーニョ・オルタとの録音セッションがミナス・ジェライスのスタジオで行なわれることが決まり、いよいよ旅へ出陣となったのでした。

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