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[2017.01]【連載 TÚ SOLO TÚ #201】フラメンコ随一のカンタオールがサルサを歌う ディエゴ・エル・シガーラの新境地

文●岡本郁生 text by IKUO OKAMOTO

 現代フラメンコ随一のカンタオール(歌い手)といわれるディエゴ・エル・シガーラの最新アルバムが届いた。かねてから予告されていたとおり、ラテン・アメリカ各国で録音されたサルサ・アルバム。タイトルは『インデストゥルクティブレ』である。

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 1968年12月27日マドリード生まれというからまもなく48歳。意外と若い。フラメンコ一家の中で幼いころから歌い始めた彼は、12歳でさまざまな新人賞を獲得、さまざまなダンサーやギタリストたちから引っ張りだことなっていく。やがて、天才カンタオール、カマロン・デ・ラ・イスラの後継者のひとりとして注目されるようになると、98年にアルバム『ウンデベル』でソロ・デビュー(“ウンデベル”とはジプシー言語のカロー語で“神”という意味だそうだ)。2000年には2枚目の『エントレ・バレタ・イ・カナスタ』をリリースした。

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