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[2017.11]ディエゴ・スキッシからタンゴに触れる聴き手のためのディスクセレクション

選・文 清川宏樹

 前頁ではディエゴ・スキッシの音楽を古典タンゴの視点から捉えなおしてきたが、もちろん本稿の目的は、スキッシの音楽を聴くリスナーの方々にタンゴ全般を聴いてもらいたいというものだ。今やタンゴをヘビーに聴くようになった筆者でも、タンゴに出会ってしばらくの間は正直、古典タンゴなんて何を聴けば良いか分からなかったし、何より古典はあまり好きではなかった。そんなかつて「タンゴの外」にいた自分でもこういった作品は好きになれた、というものを主観的に集めてみた、ある意味「王道でないタンゴ集」みたいなディスクガイドである。音質が悪いのはやはり聴きづらいので、できる限り最近の録音を挙げた。また、最初の2枚にはスキッシが参加した少しマイナーな作品を紹介している。なおスキッシ本人名義の作品は最新作『Timba』を除き本誌2014年8月号にもまとめられているので、お持ちであればチェックしてみてほしい。

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