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[2019.03]歌い遊ぶ沖縄の生命賛歌〜 『登川誠仁&知名定男ライブ!』を聴く

文●松村 洋

text by HIROSHI MATSUMURA

 戦後の沖縄民謡界を支えた巨人のひとり、セイグヮーこと登川誠仁(1932〜2013)が、東京・青山CAYのステージで歌った。サポート役は12歳から登川家に住み込み、民謡修行の日々を過ごした知名定男である。2001年9月5日、登川は満68歳、知名は満56歳。18年前のこの何とも楽しいステージが、先ごろ2時間超の2枚組CD『登川誠仁&知名定男ライブ!〜ゆんたくと唄遊び〜』となってよみがえった。

 振り返れば、このライヴの約10年前、日本本土ではちょっとした沖縄音楽ブームだった。だが、90年代半ばにはそれが一段落し、代わりに安室奈美恵ら沖縄出身者による洋楽ポップスが人気をさらった。99年には、知名定男がプロデュースしたポップ沖縄民謡グループ、初代ネーネーズが卒業=解散している。

RES-313~314ジャケット

登川誠仁&知名定男『ライブ!~ゆんたくと唄遊び~』(2018年)
(リスペクトレコード|RES-313〜314)

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