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[2024.1]2023年ブラジルディスク大賞 関係者投票④

※関係者投票の内容を五十音順でご紹介します。
(カタカナ表記のものは国内盤として発売されています)


●松岡康史

good music and life. cafeももすけ 店主
神奈川県は小田原で音楽カフェを営んでおります。毎週金曜日の夜は音楽大きめな愉快な空間に。ライブもたまに開催。

①③⑤などインディーズ感あるブラジル新世代をよく聴いた1年でした。①はたぶん誰もが選ぶであろう今年を代表するアルバムかと。来日もした(行ってない泣)④も彼の最高傑作かな。⑦はカエターノの聴き慣れた曲たちの斬新アレンジに驚いた。意外と大御所のリリースが少なくますます世代交代真っ只中って感じのブラジル。

1. アナ・フランゴ・エレトリコ / ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア (Ana Frango Elétrico / Me Chama de Gato que Eu Sou Sua)

 2. Rubel / As Palavras, Vol.1 & 2

 3. Dadá Joãozinho / Tds bem global

 4. Lucas Santtana / O Paraíso

 5. Pedro Fonte / Luz Na Madrugada - Late Night Light

 6. Leo Middea / Gente

7. Gaia Wilmer, Jaques Morelenbaum / Trem das cores

 8. Domenico Lancellotti / Sramba.

 9. Adriana Calcanhotto / Errante

 10. ホジェー / クリマン(Rogê / CURYMAN)


●松澤正宏

会社員
ブラジル系パーティなどでお酒と会話のススム音楽をプレイ、Spotify プレイリストも更新中

ライブの一年で晴れてコロナ禍を克服した気分。ガル、エラスモ、ヒタ・リーにドナートと毎月のプレイリストも追悼が続いたが、夏以降はマルコス&アジムチ、浜松ブラフェスのサウロ⑧にFRUEのチンベルとエルメート!別枠にしたドリ・カイミの傘寿再録集を基準として、それを差し置いても今年聴きたい①②③、意欲作④⑤、帰ってきた⑥、マンネリなりの品質⑦、フレッシュな⑨⑩と、ブラジルの身体性と中庸の魅力が帰ってきた。

1. Russo Passapusso, Antonio Carlos & Jocafi / Alto da Maravilha

2. Theodoro Nagô & A Timeline / Theodoro

3. IZA / AFRODHIT

4. Vanessa Moreno / Solar

5. V.A. / Red Hot & Ra : Solar - Sun Ra in Brazil 

6.  Bixiga 70 / Vapor

7. エヂ・モッタ/ ビハインド・ザ・ティー・クロニクルズ(Ed Motta / Behind The Tea Chronicles)

8. Saulo / Dançando com o Tempo

9. Leo Middea / Gente

10. Lamparina / Original Brasil

●村田 匠(カンタス村田)

音楽家(歌手/作詞作曲/打楽器愛好家/ラジオパーソナリティ)
祝祭系音楽バンド「カルナバケーション」のリーダー。 NHK『おかあさんといっしょ』にて「にんじんエンジンロケット」を作詞作曲。今年はバンドで新しいチャレンジにワクワク。

昨年は6月にブラジルへ1ヶ月武者修行へ行き、9〜10月はラグビーの仕事でフランスに滞在した。久しぶりに世界のエネルギーを全身で浴び続け、気づくと耳と脳がチューニングされ、帰国後にはその音が生まれた「地域性」について想いを馳せていた。『そうだ、俺はローカルから滲み出る何かに惚れてブラジル音楽が好きなんだ!』先人たちに敬意を払い、巻き込みながら縦に繋がり前進し続けるブラジル音楽は、この先もきっとずっと最高。(※各盤の詳細メモはカルナバケーションのブログにて紹介しています。)

1. Maria Luiza Jobim / Azul

2. Rubel / As Palavras, Vol.1 & 2

3. Elza Soares / No Tempo da Intolerância

4. アナ・フランゴ・エレトリコ / ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア (Ana Frango Elétrico / Me Chama de Gato que Eu Sou Sua)

5. Russo Passapusso, Antonio Carlos & Jocafi / Alto da Maravilha

6. Julia Mestre / Arrepiada

7. Marcelo D2 / Iboru

8. Luedji Luna / Bom Mesmo é Estar Debaixo D'Água Deluxe

9. Adriana Calcanhotto / Errante

10. Ana Gabriela / Degradê 

●村上達郎(Tatsuro Murakami)

作曲家、ギタリスト、翻訳家。サンパウロ州立タトゥイ音楽院ショーロ科卒。Whitelabrecs等の世界中のアンビエント系レーベルよりリリースを重ねる。
https://open.spotify.com/intl-ja/artist/0LFWj0uI5FspWoS9XiTxO1?si=hg7E0_ndSAOtQHbLjst-Lg

記録的猛暑などブラジルでも異常気象を観測したドタバタの2023年。ヨーロッパツアーなどブラジル国外でも活動するアーティスト達も目立った。奇才アナ・フランゴの新作は世界中から注目を集めた傑作で、シェニア・フランサもラテングラミーを受賞した。若手アーティスト達が大活躍の中、惜しくも昨年他界したブラジル音楽界の女帝とも言えるエルザ・ソアーレスの、生前最期に録音されたとされる新作は感動ものだった。

1. Elza Soares / No Tempo da Intolerância

2. アナ・フランゴ・エレトリコ / ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア (Ana Frango Elétrico / Me Chama de Gato que Eu Sou Sua)

3. ファビアーノ・ド・ナシメント / ダス・ヌーヴェンス(Fabiano do Nascimento / Das Nuvens)

4. Zé Ibarra / Marquês, 256

5. Rubel / As Palavras, Vol.1 & 2

6. Rodrigo Campos / Pagode Novo

7. シェニア・フランサ / エン・ノーミ・ダ・エストレーラ(Em Nome da Estrela / Xênia França)

8. Sophia Chablau e uma enorme perda de tempo / Música do Esquecimento

9. Marina Sena / Vício Inerente

10. シルヴィオ・フラーガ・キンテート & レチエレス・レイチ / カンサォン・ダ・カブラ(Sylvio Flaga Quinteto & Letieres Leite / Canção da cabra)

●渡辺 亨

音楽評論家。雑誌や新聞、Web等で執筆。ラジオ番組にレギューラで出演したり、選曲したり、DJをしています。

2はチェロ主体の一人多重録音インスト集。いわゆるブラジル音楽のカテゴリーから外れるかもしれないが、ドム・ラ・ネーナはブラジル生まれで、この新作は濃密な“Saudade”にあふれているので、選出しました。1は唯一のフィジカルである2枚組LPを手に入れたいけれど、日本だと、かなり高値なので悩ましい。選外は、20年作の同名アルバムのB面にあたるというLuedji Luna『Bom Mesmo É Estar Debaixo D'Água』。

 1. Rubel / As Palavras, Vol.1 & 2

 2. Dom La Nena / Leon

 3. アナ・フランゴ・エレトリコ / ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア (Ana Frango Elétrico / Me Chama de Gato que Eu Sou Sua)

 4. Adriana Calcanhotto / Errante

 5. Vanessa Moreno / Solar

 6. Rafael Macedo / Talvez uma dansa

 7. Itallo / Tarde no Walkiria

 8. Gaia Wilmer & Jaques Morelenbaum / Trem Das Cores

 9. Nara Pinheiro / Tempo de Vendaval

10. ファビアーノ・ド・ナシメント / ダス・ヌーヴェンス(Fabiano do Nascimento / Das Nuvens)

(ラティーナ2024年1月)


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