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#ヴィニシウス・ヂ・モライス
[2022.8] 【連載アントニオ・カルロス・ジョビンの作品との出会い㉙】オリジナルは悲しく、英語版は明るく - 《Estrada branca》
文と訳詞●中村 安志 texto e tradução por Yasushi Nakamura
ボサノヴァの皮切りとも位置付けられるエリゼッチ・カルドーゾのアルバム『Canção do amor demais』は、収録曲の中でも飛び抜けて象徴的存在となった名曲「Chega de saudade」(この連載26回目)だけでなく、25回目でご紹介したヒット曲「Outra vez(またしても)」な
[2022.8]【アントニオ・カルロス・ジョビンの作品との出会い㉘】 眼と眼が合えば - 《Pela luz dos olhs meus》
文と訳詞●中村 安志 texto e tradução por Yasushi Nakamura
ジョビンが、女性歌手ミウーシャ(シコ・ブアルキの姉。ジョアン・ジルベルトの妻でもあった)とのデュエットで「結婚しなきゃ、結婚しなきゃ」と繰り返しながら笑顔で締めくくる名曲、「Pela luz dos olhos teus(君のまなざしの輝きに)」。この歌が、カネカン劇場のライブなどで喝采を浴びたの
[2022.7]【アントニオ・カルロス・ジョビンの作品との出会い㉖】 革新の一作、実は伝統的サウンドに合わせて着想 ⎯ 《Chega de saudade》
文と訳詞●中村 安志 texto e tradução por Yasushi Nakamura
1958年、女王的な存在だったスター歌手エリゼッチ・カルドーゾの新アルバム『Canção do amor demais(溢れる恋の歌)』の中に収録されたジョビン作曲&ヴィニシウス作詞による「Chega de saudade」は、これを境に急速に広まっていく新しいボサノヴァと呼ばれるムーブメントの皮
[2022.2]【連載 アントニオ・カルロス・ジョビンの作品との出会い⑰】 幾度もの歌詞変更、監督との対立も多かった映画の中で - 《A felicidade》
文と訳詞●中村 安志 texto e tradução por Yasushi Nakamura
前回のジョビン名作に関する記事では、ジョビンの名曲「Se todos fossem iguais a você」とともに、映画『黒いオルフェ』についても少しご紹介しました。
この映画は、ブラジル、イタリアとともに共同制作国となったフランスにおいて、1959年のカンヌ映画祭で最高位であるパルム・
[2022.2]【連載 アントニオ・カルロス・ジョビンの作品との出会い⑯】この世のすべてが君と同じだったなら - 《Se todos fossem iguais a você》
文と訳詞●中村 安志 texto e tradução por Yasushi Nakamura
亡くなった愛妻エウリディケを、黄泉の国に出向いて連れ帰りたいという願いを受け入れてもらったものの、この世に戻る未知の最後で後方を振り向いてしまい、エウリディケが消えてしまうというギリシャ神話の主人公、音楽の天賦に恵まれたオルフェウス(ポルトガル語ではオルフェ)。その物語を、リオのスラム街の若者とカ
【連載 アントニオ・カルロス・ジョビンの作品との出会い⑬】暗い元歌を明るいものに変えてしまった美女 — イパネマの娘 —
文と訳詞●中村 安志 texto e tradução por Yasushi Nakamura
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シコ・ブアルキとトン・ジョビンの作品についての中村安志氏の大好評の二つの連載ですが、今回はトン・ジョビン、今年の締めに、いよいよボサノヴァ最高の有名曲です。両連載は新年もまだまだ続きます。ご