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Web版 2023年10月

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2023年10月に新規にアップした記事のみが収められているマガジンです。こちらでアーカイブ記事は読めませんので、アーカイブ記事も購読するには定期購読マガジンの「ラティーナ」(月額…
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#ブラジル

[2023.10] 天橋立に降り立ったアフロ・ブラジリアンの宝石 〜ルエジ・ルナ インタビュー

インタビュー・文●中原 仁 協力●KYOTOPHONIE PR事務局  本誌9月号の初来日記念記事で “アフロ・ブラジリアンの宝石” と讃えられた、バイーア出身のルエジ・ルナ。宝石が日本三景のひとつ、天橋立(京都府)の砂浜に到着した。   今年、初開催されたボーダレス・ミュージック・フェスティヴァル「KYOTOPHONIE 2023 AMANOHASHIDATE」に出演したルエジ・ルナのバンドは、キーボード、ベース、ドラムス、パーカッションの4人編成。カーニヴァルで大声で

[2023.10]26年ぶりの来日公演 〜シコ・セーザル インタビュー

インタビュー・文・写真●ラティーナ編集部 協力●KYOTOPHONIE PR事務局  9月の以下の記事でご紹介したように、シコ・セーザルがこの度26年ぶりに来日した。日本三景の一つである京都・天橋立で10月7日(土)・8日(日)の二日間開催された「KYOTOPHONIE ボーダレス・ミュージックフェスティバル 2023 天橋立」に出演した。  シコのステージを待ち望んでいた多くのファンももちろん来場していたが、彼のことを全然知らずにフェスに来たお客さんもいたようだ。シコと

[2023.10]【中原仁の「勝手にライナーノーツ」㊴】 Gaia Wilmer, Jaques Morelenbaum 『Trem das Cores』

文:中原 仁  ブラジルのマリア・シュナイダーか、挟間美帆か。注目のサックス奏者/作編曲家/指揮者、ガイア・ウィルメルが、ジャキス・モレレンバウムと組んでカエターノ・ヴェローゾの作品集を発表。CDもリリースされた。  ガイア・ウィルメル(ネイティヴにヴィルメル、英語っぽくウィルマーと表記されるケースもあり)は1985年、ブラジル南部フロリアノーポリス生まれ。リオに出て敬愛するエグベルト・ジスモンチと共演。その後、バークリー音楽院とニューイングランド音楽院に留学した。201