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Web版 2024年1月

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#ブラジル

[2024.1]【中原仁の「勝手にライナーノーツ」 ㊷】 Marisa Monte 『Portas (Ao Vivo)』

文:中原 仁  マリーザ・モンチが2023年12月、「2021年ブラジル・ディスク大賞」第1位を獲得した『Portas』のコンサートのライヴ・アルバムをデジタル・リリース、同時に公式映像もYouTubeに公開した。2022年から23年にかけて国内と欧米をめぐり、80超の都市で150超の公演を行ない、トータル50万人以上を動員した大規模なコンサート・ツアーの前半、2022年10月にマリーザの自宅があるリオのガヴェア地区、ジョッキークラブ(競馬場)内の会場、Arena Jock

[2024.1]2023年ブラジルディスク大賞 関係者投票④

※関係者投票の内容を五十音順でご紹介します。 (カタカナ表記のものは国内盤として発売されています) ●松岡康史①③⑤などインディーズ感あるブラジル新世代をよく聴いた1年でした。①はたぶん誰もが選ぶであろう今年を代表するアルバムかと。来日もした(行ってない泣)④も彼の最高傑作かな。⑦はカエターノの聴き慣れた曲たちの斬新アレンジに驚いた。意外と大御所のリリースが少なくますます世代交代真っ只中って感じのブラジル。 1. アナ・フランゴ・エレトリコ / ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・

[2024.1]2023年ブラジルディスク大賞 関係者投票③

※関係者投票の内容を五十音順でご紹介します。 (カタカナ表記のものは国内盤として発売されています) ●西島浩一郎再発を含め新譜のリリースがレコード盤で入手できるのは非常に嬉しい。10枚選んだ。1位は進化し続ける歌姫グレッチェン。卓越したリズム感とリオネルの打楽器的なギターは最高。エリスの1969作のカヴァーも素晴らしい。②③はジョアン親子がランクイン。⑤はブラジリアン・グルーヴマスターからの日本のシティポップス界への究極の挑戦状。⑦ドナートの歌伴名演奏。⑩はトニーニョの明る

[2024.1] 決定! ブラジルディスク大賞2023

本誌とJ-WAVEの長寿番組「サウージ!サウダージ・・」が共同主催、28回目を迎えたブラジル音楽の年間アルバム・ベスト10「2023年ブラジル・ディスク大賞」。総数3,064通(前年比+131)の一般投票、関係者投票のベスト10が決定しました。投票にご参加くださった皆様、ありがとうございました。 関係者投票は21名の選者が各10作品を選出し、1位を10点、以下1点刻みで10位を1点と計算した。 関係者投票の順位は参考にとどめ、選者ごとのベスト10を通じ、ブラジル音楽に対す