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[2019.12]水の音楽家 カルロス・アギーレ

文● 吉本 宏

text by HIROSHI YOSHIMOTO

 現代アルゼンチンにおける音楽の思想家ともいえるカルロス・アギーレ。美しい風景を描くような彼の音楽の根底には大いなる自然への敬愛や感謝の念がある。この10月にセバスティアン・マッキ・トリオの一員として来日した彼は、強い絆でメンバーと心を通い合わせた記憶に残る演奏を聴かせてくれた。その根底には互いの深い信頼と愛があった。来日公演を終え、いま彼は何を思うのだろうか。

── 今回はずいぶんとリラックスしているように見えますね。

カルロス・アギーレ そうだね、日本に来るのはいつも幸せなことで毎回特別な意味をもっているからとても充実した気持ちだよ。今回はトリオのメンバーとして来ているので、セバスティアンにいろいろと任せているということもあって、そう見えるのかもしれないね。

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Photo by TKC

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