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【連載 TÚ SOLO TÚ #215】ラテン系が席巻する洋楽マーケットの注目若手 Vol.2 Jバルビン マルマ

文●岡本郁生

 先月に引き続き、現在ラテン音楽界で注目されている若手アーティストたちにスポットを当ててみたい。今回はコロンビア出身のふたり、Jバルビンとマルマである。

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 いや。日本での知名度はイマイチなれど、ふたりとも現地ではすでに大人気で、ぽっと出の新人ではない。ともにヒットを連発し、コンサートは大盛況。いまのラテン・シーンを代表するスーパー・スターというべき存在なのだ。

 まずはJバルビンだが、1985年5月7日、コロンビアのメデジン生まれで、本名は、ホセ・アルバロ・オソリオ・バルビン。幼いころから音楽に夢中になっていたが、14歳ごろにヒップホップに傾倒するようになったそうだ。メデジンの音楽事情がどんなものなのか詳しくわからないが、コロンビアのほかの地域と同様、サルサは非常に盛んなはずだ。そしておそらく、若者たちの間ではヒップホップやレゲトンの人気が高いのだろう。しかし、彼の面白いところは、17歳のとき、英語を学ぶために米国オクラホマ州に渡っていることである。そこからさらにニューヨークへと移って音楽を学び始め、その後、10年間ほどニューヨークとコロンビアを行ったり来たりしながら音楽活動を続けていたという。

 転機が訪れたのは、2012年。過去のスマッシュ・ヒットをミックスした音源がコロンビアでDJたちの間で話題を集め、翌年にはシングル「ジョ・テ・ロ・ディヘ」が米国でも注目されることになった。そして14年には、アルバム『ラ・ファミリア』からのシングル・カット、プエルトリコのシンガー、ファルーコとコラボした「6 AM」が、米国、ラテン・アメリカばかりかヨーロッパでも大ヒットを記録。一躍、トップ・スターへと駆け上がったのである。

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