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【e-magazine LATINA】の編集長が今週聴いてほしい世界の新譜からの5曲[11/26更新]


[無料記事][2020.11.26]

文●花田勝暁

 こんにちは〜! 間が空いてしまいましたが、この企画再開します!

【e-magazine LATINA】 の編集長の花田が特に聴いて欲しいと思った曲を新譜を中心に毎週数曲紹介する企画です。

1曲目。Chilly Gonzales「Snow Is Falling In Manhattan - feat. Jarvis Cocker & Feist」

 カナダ・モントリオール出身で現在はドイツ在住、唯一無二の音楽性で知られる天才ピアニスト、チリー・ゴンザレス(Chilly Gonzales)が作ったクリスマス・アルバム『A very chilly christmas(とっても切ないクリスマス)』からの1曲。
 パルプ(英国のバンド)のVoとしても有名なジャーヴィス・コッカー(Jarvis Cocker)と、カナダ出身のSSWのファイスト(Feist)がVoをとるこの曲は、デビッド・バーマン(David Berman|1967 – 2019))が死の1ヶ月前にリリースしたPurple Mountainsのアルバム『Purple Mountains』に収録された曲。情感豊かにカバーで、胸に響きます。このカバーの中で、ジョン・レノンの「イマジン」を彷彿させる瞬間がVoとピアノそれぞれにあり、筆者は更にぐっときてしまいます。ジョン・レノンにも、「Happy Xmas (War Is Over)」というクリスマス・ソングの名曲がありますしね。

12/23 に、ストリーミングでのクリスマス・ライヴ(有料)をやるみたいなので、詳しくはこちらの動画の説明欄をご覧ください。↓


↓国内盤あり〼


2曲目。折坂悠太「春」

 昨年はドラマ「監察医 朝顔」の主題歌(曲のタイトルも「朝顔」。昨年に続き、今放送されている第2シーズンでも主題歌は変わらず)のタイアップが印象に残ったSSW、折坂悠太の新曲は、秋田県の男鹿半島を舞台にした映画『泣く子はいねぇが』(11/20公開)の主題歌「春」。折坂は主題歌だけでなく、映画の劇伴音楽も担当している。
 「朝顔」は名曲で、本当によく聴いた。「春」もそうなりそうな予感。映画も観に行かねば。

 ↓この曲に関するロング・インタビューがありました。


↓ラティーナの過去の折坂悠太さんの記事(定期購読で読むことができます)。


3曲目。Paulinho Da Viola「Sempre se pode sonhar」

 【e-magazine LATINA】内では、中原仁さんの【中原仁の「勝手にライナーノーツ」】に取り上げられ、今週は独占インタビューも掲載しました。ブラジル音楽界の永遠の「貴公子」パウリーニョ・ダ・ヴィオラの新作です(オリジナル・アルバムではなく14年前のライヴ音源のリリース)。
 ここで取り上げる1曲「Sempre se pode sonhar(人はいつも夢を見ることができる)」は、アルバムのタイトル曲にもなったエドゥアルド・グヂンとの共作曲。ライヴ当時の新曲で、グヂンは録音しているが、パウリーニョのverがリリースされるのは今回が初めて。
 「人はいつも夢を見ることができる」... と歌われる洒脱なサンバをご堪能ください!

4曲目。Leiton 「Manifiesto por la presencia - feat. Jorge Drexler」

 バルセロナ在住のベーシストのマルティン・レイトン(Martín Leiton)のソロ・プロジェクトのレイトン(Leiton)の1stソロアルバム『Aparecidas』は、ユニークな楽曲が並ぶスペイン語ロック好きの人にはぜひ聴いて欲しい逸品になっています。
 この曲「Manifesto por la presencia(存在の宣言)」は、ゲストにウルグアイ出身で、同じく現在バルセロナ在住の世界的SSWホルヘ・ドレクスレルをゲストに迎えたしっとりとした楽曲。PVで、年齢を重ねて「カリスマ映画監督然」とした雰囲気を纏った今のホルヘの姿もぜひ観て欲しい!


↓日本語で読めるホルヘ・ドレクスレルへのインタビューは珍しいです! ラティーナの過去記事より(定期購読で読むことができます)。



5曲目。山本精一「windmill」

 今年特に精力的に活動し、7月にインストアルバム『Café Brain』をリリースした山本精一(想い出波止場、ROVO etc)が、4年ぶりにリリースした「歌もの」アルバム『Selfy』からの先行シングル。
 これまでの山本精一の「歌もの」は、(彼の他のソロ活動では特徴的な)音響的な要素や実験的な要素は目立っていなかったが、今作では、「あえて混ぜてみた」という。この曲「windmill」も、音響的な要素満載の「歌もの」だ。
(PVはshort ver. しか作られていないようで、2分ほどで切れますが、楽曲は5分あります)

↓アルバム『Selfy』のCDあり〼。


 今週は、クリスマスソング、日本のSSW、ブラジルのサンバ、スペイン語ロックを紹介しました。また来週〜!

(ラティーナ2020年11月)

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 新しくなった世界の音楽情報誌「e-magazine LATINA」に興味を持っていただいたら、まず、こちらの記事をご覧ください。またお会いできるのを楽しみにしています!



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