[2021.09]【シリーズ:ブラジル音楽の新しい才能③】 チン・ベルナルヂス(Tim Bernardes)
見出し画像

[2021.09]【シリーズ:ブラジル音楽の新しい才能③】 チン・ベルナルヂス(Tim Bernardes)

画像2

 e-magazine LATINA によるブラジルのポピュラー音楽の中で頭角を現し始めた新しい才能を紹介するシリーズです。レポートは、ブラジル人音楽ジャーナリストのヂエゴ・ムニス。まずは、ブラジル音楽史に名を刻む偉大な音楽家の遺伝子を受け継ぐ才能から数名紹介します。
本エントリーは、9/17(金)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。

 ジョアン・ジルベルト、カエターノ・ヴェローゾ、マリーザ・モンチ、シコ・セザールなど才能を持つ数多くのアーティストが国際的な成功を収めた後も、ブラジリアンポピュラーミュージックは新たな声を獲得し続けています。 ポップな世界と伝統的な音楽の間を行き来する若い世代の音楽家は、過去を参考にしながらも、現代的な視点で表現しています。

 初回のレポートでは、シコ・ブラウン、マリア・ルイーザ・ジョビン、チン・ベルナルヂス、ドーラ・モレレンバウムといった、伝統的なブラジル音楽のDNAを持ちながら、日本の音楽までも参照するアーティストたちとその作品を紹介します。

文●ヂエゴ・ムニス(Diego Muniz)

 チン・ベルナルヂス(Tim Bernardes)として知られるマルチン・ベルナルヂス・ペレイラは、MPBの新しい中心人物の1人だと考えられています。1980年代を象徴したバンド「オス・ムリェーリス・ネグラス(Os Mulheres Negras)」で活動していた音楽家マウリシオ・ペレイラ(Maurício Pereira)の息子であるチン・ベルナルヂスは、家の中で、自分の天職を見出すことができました。

「父のコンサートに行って、たくさん音楽を聴いて、家にあったたくさんの楽器で遊ぶことができて、幼い頃から音楽に興味を持っていました。それに気づいた両親が、まだ読み書きを学んでいる年頃で音楽教室に入れてくれたことが、その後、自由に音楽と触れ合えるようになることに大きな影響を与えたと思います」(チン・ベルナルヂス)

↑ Tim Bernardes の父、Maurício Pereiraが在籍したバンド、Os Mulheres Negras

この続きをみるには

この続き: 1,971文字 / 画像2枚
この記事が含まれているマガジンを購入・購読する

2021年9月に新規にアップした記事のみが収められているマガジンです。こちらでアーカイブ記事は読めませんので、アーカイブ記事も購読するには…

このマガジンを購読すると、世界の音楽情報誌「ラティーナ」が新たに発信する特集記事や連載記事に全てアクセスできます。「ラティーナ」の過去のアーカイブにもアクセス可能です。現在、2017年から2020年までの3.5年分のアーカイブのアップが完了しています。

「みんな違って、みんないい!」広い世界の多様な音楽を紹介してきた世界の音楽情報誌「ラティーナ」がweb版に生まれ変わります。 あなたの生活…

「スキ」、ありがとうございます! Obrigada!
広い世界の多様な音楽を紹介してきた世界の音楽情報誌「ラティーナ」がweb版に。あなたの生活を世界中の多様な音楽で彩るために情報を発信します。 月額900円のデジタル定期購読で、新規記事もアーカイブも読み放題! (※アーカイブは増減する場合があります)