
[2017.06]10周年を迎えたカホン・フェスティバル〜プロジェクトの継続に奔走するジュリ・ギジェロット
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文●川又千加子/写真●オスカル・チャンビ
早いもので今年、カホン・フェスティバルは10周年を迎えた。故ラファエル・サンタ・クルスが、ペルー生まれの打楽器カホンの復興と普及を目的に企画して始めたパーカッション・フェスティバルは、国やジャンルを超えた音楽イベントとして、すっかりリマの4月の風物詩として定着してきた感がある。
2014年のラファエルの急逝は、あまりに突然だったため今でも信じられないが、夫人のジュリ・ギジェロットを中心に、彼と親交のあったアーティストたちが遺志を引き継ぎ、このプロジェクトは継続されている。
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