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[2017.03]スルル・ナ・ホーダ|ラパで育った筋金入りのライヴ・バンド

1日限りの日本公演! ブルーノート東京を新しい世代のサンバで魅了する

文●中原 仁
texto por JIN NAKAHARA

 リオのラパ地区を拠点に、今世紀のサンバ新世代を代表するグループとして活動し、「プレミオ・ダ・ムジカ・ブラジレイラ(ブラジル音楽賞)」で最優秀サンバ・グループに選ばれた年、2014年の晩秋から初冬に初来日して全国ツアーを行なった、スルル・ナ・ホーダ。4月に再来日し、東京で一夜限りのライヴを行なうことが決定した。

 今回も、ニルゼ・カルヴァーリョ(歌、カヴァキーニョ)、ファビアーノ・サレック(歌、パーカッション)、シルヴィオ・カルヴァーリョ(歌、パーカッション)の男女3人がフロントに立ち、腕達者なメンバーがサポートする陣容。初来日公演の最終日(神奈川県民ホール)のステージを収録した最新のライヴCD/DVD『メイド・イン・ジャパン』を引っさげての凱旋公演に向けて、メンバーにメールでインタビューした(インタビュー翻訳:宮ケ迫ナンシー理沙)。

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—— 2014年の日本ツアーの印象を。

ファビアーノ・サレック(以下ファビアーノ)  2000年のグループ結成当時から、シルヴィオとニルゼの日本での経験をいろいろと聞いていましたし(注:2人は90年代、日本に長期滞在してシュハスコ・レストランのハウスバンドをつとめていた)、ブラジル音楽が日本のみなさんに愛されていることを知って、スルルにとって日本で演奏することは大きな夢でした。最大限に素晴らしい印象を受けました。ホストの方々にとてもよくしてもらいましたし、非常に優れたプロフェッショナルな人たちと仕事をするチャンスに恵まれました。20都市で22公演行ない、とても注意深く私たちの音楽に耳を傾けてくれ、とてもよく受け入れてくれたみなさんと出会うことができましたし、素晴らしい劇場で演奏でき、さらに45日間、日本の文化のなかで生きる体験ができました。すでにとても日本がサウダーヂで(恋しくて)、再び戻れることが本当に嬉しいです。

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