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“ラテン文化で人と人をつなぎ、笑顔にしてきた ティエンポの活動を続けていきたい!” 福岡でラテン文化を発信し続けているティエンポがクラウドファンディング実施

「違いを分かち合う」を合言葉に23年。幅広い世代、国籍の人々が音楽、ダンス、語学、食、アートでつながり、楽しみを共有している私たちの大切な場所を守りたい!

福岡で、サルサやタンゴなどをはじめとしたラテン文化を発信し続けているNPO法人 ティエンポが、新型コロナの影響で存続の危機に陥っています。

 毎年夏には能古島で「イスラ・デ・サルサ ワールドビートフェスティバル」を開催し、ロス・バンバン、エル・グランコンボなど多くの国際的なオルケスタが国内のアーティストと舞台を共にし、素晴らしいパフォーマンスで来場者を楽しませてくれました。2009年にはラテン音楽の帝王と言われるフアン・ルイス・ゲラが「イスラ・デ・サルサ」でアジアデビューを果たし、その思い出を綴った曲「バチャータ・デ・フクオカ」はラテングラミー賞も受賞したことも!

 何よりも、ティエンポはラテンダンス、アルゼンチンタンゴを福岡に普及させたパイオニアだと言えるでしょう。福岡でスペイン語、ラテンダンス、アルゼンチンタンゴのクラスをスタートして23年。世界各地で活躍するプロのダンサー、ミュージシャンが来日して講師を務めるダンスレッスンは、全国でも稀なレッスンが受けられると評判です。
 また、春に開催されている「桜タンゴフェスティバル」も「世界に例を見ない独創的な雰囲気を醸し出したタンゴフェスティバル」と高く評価されていいます。

 また、現在再放送中の、NHK Eテレ「旅するスペイン語」に、団体創立者、現理事長のサンティアゴ・エレーラ氏がシシド・カフカさんの旅のパートナーとして出演しています。シリーズ初のスペイン以外のスペイン語圏であるアルゼンチンがテーマとなり、アルゼンチン出身のサンティアゴ氏がアルゼンチンを案内しています。アルゼンチン文化を伝えつつスペイン語も学習できるということで、大変興味深い内容となっています。そして、何よりもサンティアゴ氏の優しい人柄がこの番組でよくわかります。

 ラテン文化を地元に根付かせながら活動し、発信している様子は、東京から見聞きして本当に素晴らしいと思っていました。
 招聘したアーティストの公演を一緒に開催したり、イスラ・デ・サルサに出演したアーティストの記事を載せたり…と、ラティーナとも長くお付き合いがある団体です。

 今年の新型コロナの影響で、以下のイベントを中止せざるを得ない状況になりました。

● 3月末開催予定だった「桜タンゴフェスティバル」(4日間開催) 開催中止。

● 毎週末、館内のイベントホールで開催していたイベントは3月から6月まで全て開催を自粛。現在、土曜日のみ段階的に一部のイベントをライブ配信を取り入れ再開。

● 文化講座はオンラインレッスンを取り入れレッスンを再開しているものの、3月から受講生数が減少。

● 館内併設のカフェレストランも3月から5月まで約2ヵ月間営業自粛。
 現在、テーブル数を少なくし、テイクアウトやデリバリーサービスを加え営業再開しているものの、売り上げは減少。

● 今年8月開催を予定していた「第24回イスラ・デ・サルサ ワールドビートフェスティバル 」、「ビベラ! サルサツアー」の開催断念。


「営利を目的としない団体で、地域社会に利益還元すること」というNPO法人(特定非営利活動法人) の基本原則にのっとり、これまで23年間、官公庁や他の企業からの助成金や寄付を募ることなく、自己資産で活動を運営してきました。
 毎年の利益は次年度の活動資金に充てることで社会へ還元してきましたが、今回の新型コロナの影響を受け、活動自粛・大幅な活動縮小をせざるを得ない状況となり、運営資金不足により今後の活動継続、団体の存続自体危ぶまれる状況に直面しています。
 前年までの余剰金に加え借り入れをおこない当面の運営資金に充てていますが、皆さまにご協力・ご支援をお願いし、活動の拠点であるセンターを維持していけるよう1,000万円 を目標に今回プロジェクトを立ち上げることにしました。


 素晴らしい活動をしている団体が新型コロナの影響で存続の危機になっていることは大変残念ですし、是非応援したいです。

 ラテンファンの皆さまも是非ご協力ください!


#SomOS_AMIGOS