[2020.09]バルトロメイ・ビットマンの「人生を変えた3枚・1作・1冊」
[無料記事]
バルトロメイ・ビットマン(bartolomey bittmann)
ウィーンを拠点に活躍する革新的ストリングス・デュオ。多くのフォーク系、クラシック系のグループで活躍してきた雑食系ヴァイオリン奏者クレメンス・ビットマン(マンドーラも演奏)と、120年間ウィーン・フィルに貢献する名門家系に育ったクラシックのサラブレッド、マティアス・バルトロメイ(チェロ)の二人組。とある音楽プロジェクトで偶然出会った二人は、2011年、それぞれの楽器の可能性を最大限に引き出すことを目的にバルトロメイ・ビットマンを結成。2014年『MERIDIAN』でCDデビュー。セカンドである『NEUBAU(新構築)』のリリースとともに2018年初来日を実現させた。2020年5月2度目の来日ツアーがキャンセルになったが、TOKYO JAZZにリモート出演し話題となった。
Home page https://www.bartolomeybittmann.at
Facebook page https://www.facebook.com/bartolomeybittmann
Instagram https://www.instagram.com/bartolomeybittmann/
You Tube https://www.youtube.com/user/ludwigottok
バルトロメイ・ビットマンも参加するコンピレーションCD制作のためのクラウドファンディングが残りわずか!
応援している音楽家たちのコンピレーションCDを作って、楽曲の「使用料」として音楽家に活動資金を送金することを目的にしたミュージック・プラントのクラウドファンディング「バンドにエイド」がラストスパートに入っています。目的もリターンも魅力的。ぜひ覗いてみてください!
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バルトロメイ・ビットマンの2人に「価値観を揺さぶられた音楽・映画・本」を教えてもらいました。
人生を変えた3枚(音楽)
※2人が共同で選んだ3枚
◼️Radiohead『OK Computer』
最初に選んだのはレディオヘッドの『OK Computer』。2人にとって、インスピレーションをくれるバンドであり、画期的なアルバムだった。
◼️Glen Gould『Goldberg Variations』
グレン・グールドの「ゴールドバーグ変奏曲」の録音は、とても癒されますし、最も親密な録音芸術の1つです。
◼️Mahavishnu Orchestra『Inner Mounting Flame』
ジャズから受けた影響といえば、ジョン・マクラフリンのマハヴィシュヌ・オーケストラが70年代後半に発表した 『Inner Mounting Flame』を選びます。
彼らの自由なスタイル、リズミカルな技術、カラフルさ、チェンバーミュージックのような曲作りは、私たちバルトロメイ・ビットマンの音楽的な姿勢における信念に深く影響を与えています。
人生を変えた1作(映画)
※2人それぞれのセレクト
◼️マルホランド・ドライブ(selected by Matthias Bartolomey)
デヴィッド・リンチ監督による傑作映画(2001年発表)です。
美しい映像で、不穏さと面白さの両方を兼ね備えた映画です。鑑賞後、言葉を失ってしまうほどでした。
◼️Revanche(原題) (selected by Klemens Bittmann)
私の好きな映画のほとんどは、ゴッツ・スピルマン監督の2008年作の『Revanche』のような小さな、ローカルなオーストリアの映画です。
非常に多くの場合、これらの映画のストーリーテリングは大規模なブロックバスター映画でのものよりも、私にとってより興味深く、より創造的であると感じます。
人生を変えた1冊(著書)
◼️Der fliegende Berg(selected by Matthias Bartolomey)
Christoph Ransmayr 著 ※邦訳なし
クリストフ・ランズマイヤーの「Der fliegende Berg」という本は、ヒマラヤの山を目指している2人の兄弟の話です。
勇気と喪失感、そして自然と私たちをつなぐ精神的なエネルギーについての話です。
◼️走ることについて語るときに僕の語ること (selected by Klemens Bittmann)
村上春樹 著
Haruki Murakami の「What I talk about, when I talk about running」は、スポーツマンだけでなく、芸術家にとってもインスピレーションをくれる1冊です。自分の内面の仕組みを作り上げることで、自分の人生を整理する方法が書かれています。
(月刊ラティーナ 2020年9月号)
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新しくなった世界の音楽情報誌「e-magazine LATINA」に興味を持っていただいたら、まず、こちらの記事をご覧ください。またお会いできるのを楽しみにしています!