[2021.06]宮下ケレコン えりか【特集 私の好きなブラジル映画】
選・文●宮下ケレコン えりか
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【ブラジル映画について】
ブラジル映画との出会いは20年程前、リオデジャネイロのレンタル屋で借りた『Bicho de sete cabeças(七つの頭のケダモノ, 2000)』であった。精神科病院に入院させられた青年を演じた俳優が端正な顔をしていたこと、でもそれ以上にその演技力に度肝を抜かれたことを覚えている。映画の余韻をかみしめてエン