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#ラティーナ2020年8月
[2020.08]タンディ・ントゥリ|南アフリカ共和国【特集:世界の音楽家は新型コロナ後の“NEXT WORLD”をどう描くか?】
タンディ・ントゥリ●プロフィール 南アフリカのピアニスト/シンガー/プロデューサー。ケープタウンの大学でKyle Shepherd、Shane Cooper、Bokani Dyerらの現代南アジャズ黄金世代と共に学び、クラッシックからやがて即興演奏へとのめり込み、ジャズの道へと進む。映画監督のSpike Leeの目に留まり、彼の手掛けるNetflixのドラマで自身の楽曲が採用され、大きな反響と話題を呼ぶ。その後、世界中の様々な媒体で取り上げられ、昨今、一層の関心を集める
[2020.08]創刊記念特別対談:高野寛 × 宮沢和史|誰もやっていない地平に立つ《前編》──コロナ禍での音楽家の挑戦と限界のあれこれ
※この対談は、7月上旬に都内で行いました。 「新生音楽(シンライブ)」の試み 宮沢和史 高野くんがやっている「新生音楽(シンライブ)」のきっかけは? 高野寛 ぼくが企画したわけではなくて。2月末の自粛要請が出たばかりの頃に、noteに「音楽ファンの皆さんに」っていうタイトルで投稿をしたことがあった。今こういうことが起きててこんな予想があるから、これからしばらくはライブができないんじゃないか、じゃあ、これからミュージシャンはどうすればいいかをみんなで考えよう、っていう内容
[2020.08]創刊記念特別対談:高野寛 × 宮沢和史|誰もやっていない地平に立つ《後編》──コロナ禍での音楽家の挑戦と限界のあれこれ
《前編》はこちら。 誰もやっていない地平に立つ宮沢和史 終わったときに何が残るのかって。そういうところが、加藤登紀子さんって人の、ぼくが尊敬するところ。「やっちゃおう」とか、そういう短絡的なことではなくて。誰もやっていない地平に立つっていう。その覚悟がいいよね。直接的な音楽の影響というより、音楽への姿勢ってところで、加藤登紀子さんっていうのは、昔から、尊敬していますね。どんどん外国へ行って知らない人とものを作っちゃうっていう。 高野くんもそういう意味じゃあ、間にパソコンが
[2020.08]創刊記念特別インタビュー:ジルベルト・ジル|「信じて進む(Andar com fé)」音楽家たち─ブラジルの歌う知性は、パンデミックで何を感じ、どう生きているか?
インタビュー・文●高橋直子 ※このインタビューは7月初旬に行われました。 ── パンデミック中は、アーティスト活動としては、何をしていますか? ジルベルト・ジル パンデミック初期、私は何もしませんでした。ほぼ何も。ウィルスの感染を防ぐために、衛生的な提言に従い、家にいました(ステイホームしていました)。その後、その後2ヶ月立ってから私は動き始めました。ライブ(オンラインコンサート)を行ったり、フランスのテレビ局の撮影をおこなったり、ブラジルの新鋭歌手であるイザ(IZA)
[2020.08]オーラヴル・アルナルズ|アイスランド【特集:世界の音楽家は新型コロナ後の“NEXT WORLD”をどう描くか?】
オーラヴル・アルナルズ●プロフィール 国際的に活躍するアイスランドの作曲家、演奏家。レイキャヴィークから数キロはなれたモスフェットルスバイル郊外で、1986年に生まれた。主なジャンルはポスト・クラシカル。2007年にデビューアルバム『Eulogy for Evolution』をリリース後、国際的なファンを獲得し、クラシック、ポップ、アンビエント/エレクトロニカの影響を独自の音楽言語に昇華した、複数のジャンルにまたがる作曲家として知られている。近年は映画音楽の作曲家として