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#タンゴ
[2023.11]『ブエノス・アイレスのマリア』 12月に三度目の公演!〜フル編成で贈る、死と生誕の悲しくも美しいもう一つのクリスマス
文●山本幸洋 text por Takahiro Yamamoto 感動のステージが再び、いや三度戻ってくる。ヴァイオリン奏者の柴田奈穂プロデュースの『ブエノス・アイレスのマリア』が、12月15日にアンコール上演される。 『ブエノス・アイレスのマリア』とは、1960年代半ば過ぎから創作スランプに悩まされていたアストル・ピアソラが68年に放った起死回生のステージそして2枚組LPである。小オペラと名付けられたその作品は60年代の抽象的アートに彩られたファンタジー。出演は