[2018.08]特集:日本の新しい室内楽2018 対談 石若駿×ブライアン・ブレイド
文●編集部 text by LATINA
世界最高峰のドラマーとしてウェイン・ショーターやジョニ・ミッチェルとの活動で知られるブライアン・ブレイド。彼はフェローシップという自身のグループなどでも確かな評価を得るソングライターでもある。対するは若くして日本を代表するドラマーになりつつある石若駿。彼もまた自身のグループ Songbook Trioで新たな魅力を発揮したソングライターでもある。そんな2人の対談が興味深くないはずがない。
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石若駿 以前駅のホームで偶然出会って挨拶させていただいたことを覚えていらっしゃいますか?
ブライアン・ブレイド 覚えているよ!
石若駿 自己紹介をさせてください。僕は小さい頃、ウェイン・ショーター・カルテットでのブライアンさんの演奏にテレビで出会って、それを観て大好きになりました。当時僕は10歳とか11歳でしたけど、ブライアンさんの参加しているCDをとにかく集めて毎日登校のときなんかにずっと聴いてました。あなたは僕が一番好きなアーティストです。僕もブライアンさんみたいになりたくて活動してます。
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