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[2021.06]【中原仁の「勝手にライナーノーツ」⑪】 Alulu Paranhos『Alulu』

文●中原 仁

───── 中原仁の「勝手にライナーノーツ」─────
近年、日本盤の発売が減少し、日本における洋楽文化の特徴である解説(ライナーノーツ)を通じて、そのアルバムや楽曲や音楽家についての情報を得られる機会がめっきり減った。
また、盤を発売しない、サブスクリプションのみのリリースが増えたことで、音楽と容易に接することが出来る反面、情報の飢えはさらに進んでいる。
ならば、やってしまえ!ということで始める、タイトルどおりの連載。
リンクを通じて実際に音楽を聴き、楽しむ上での参考としていただきたい。
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 アルル・パラーニョス。リオ生まれ、現在21歳。UFRJ(リオデジャネイロ連邦大学)でダンスを学んでいる。コロナ禍のパンデミック期に入った2020年後半、オリジナル曲「Amor Telasss」でデビュー。2021年4月、自作の7曲入りミニ・アルバム『Alulu』をサブスクで発表した。その歌声と音楽をカエターノ・ヴェローゾ、セウなどが賞賛している。

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