Web版 2021年6月

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[2021.06]【傑作『CHICHIBU』リリース】笹久保 伸 1万字ロング・インタヴュー

[2021.06]【傑作『CHICHIBU』リリース】笹久保 伸 1万字ロング・インタヴュー

インタビュー・文●松山晋也 笹久保伸『CHICHIBU』  ギタリスト笹久保伸のニュー・アルバムがリリースされた。タイトルは『CHICHIBU』。生まれ育った秩父の文化や風土に徹底的にこだわってきた笹久保なれば、この正面きってのダイレクトなタイトルには逆に驚かされる。そして今作は、コラボ作なども含めたリーダー作としてはなんと通算30作目。経済的困窮を常日頃公言しつつも、創作意欲はまったく衰えを見せない。泳ぎ続けないと死んでしまうマグロのごとく、作り続けることでしか生きられ

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東京タンゴ祭復活!演奏力の高さを世界が認める日本のタンゴ界から代表的4バンドが登場!

東京タンゴ祭復活!演奏力の高さを世界が認める日本のタンゴ界から代表的4バンドが登場!

文●西村秀人 texto por Hideto Nishimura  来たる7月2日、東京タンゴ祭2021が実施される。「タンゴ」がユネスコの無形文化遺産に登録された翌年の2010年以来、日本のタンゴ演奏家を一堂介して開催された人気イベントで、毎年のように開催されてきていたが、タンゴに限らず、このコロナ禍の中で、音楽家にとってライヴ活動を行うのが厳しい状況の中、しかるべき感染対策をもってこうしたコンサートが復活されるのは大変に意義深い。  演奏予定曲目も出てきているので、そ

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[2021.06.16]【新連載シコ・ブアルキの作品との出会い④】戻れない過去に寄せる郷愁 — シコ・ブアルキ&A.C.ジョビン作《Sabiá》

[2021.06.16]【新連載シコ・ブアルキの作品との出会い④】戻れない過去に寄せる郷愁 — シコ・ブアルキ&A.C.ジョビン作《Sabiá》

文と訳詞●中村 安志 texto e tradução por Yasushi Nakamura 本エントリーは、6/23(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。  もうそこにはない椰子の木陰に自分は横たわろう(Vou deitar à sombra de uma palmeira que já não há)……。アントニオ・カルロス・ジョビンとシコ・ブアルキの合作第1号となる「サビア」(Sabiá:つぐみ)では、歌の主人公が、今

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[2021.06]【島々百景 第61回】 ベレン ブラジル【文と写真 宮沢和史】

[2021.06]【島々百景 第61回】 ベレン ブラジル【文と写真 宮沢和史】

文と写真●宮沢和史  歌や踊り、エイサーの演舞など、沖縄の伝統芸能・行事を現代的にアレンジし、若手の歌い手や踊り手達とともに複合的な舞台を作り上げ、海外で暮らす沖縄系日系人たちやホスト国の国民に披露したいと、一昨年の2019年から準備をし始め、2020年の秋には具体的にブラジル・アルゼンチン・ペルー・ボリビアの都市を周ろうと計画していたのだが、COVID-19の世界的大流行によって頓挫をきたした。南米を何度も何度も旅してきた自分にとってこのプロジェクトはひとつの集大成であり

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[2021.06]【沖縄・奄美の島々を彩る歌と踊り11】 沖縄の創作エイサー −伝統性と現代性の競合−

[2021.06]【沖縄・奄美の島々を彩る歌と踊り11】 沖縄の創作エイサー −伝統性と現代性の競合−

文:久万田晋(くまだ・すすむ 沖縄県立芸術大学・教授)  前にエイサーを紹介した記事(連載第3回)においても、戦後沖縄で始まったエイサーコンクールを通じてエイサーが大きな変貌を遂げたことを指摘した。エイサーはいまや県外各地、そして世界各地にも広がっている。その大きな原動力となったのが1980年代に登場した創作エイサーの団体であり、その嚆矢が後に紹介する琉球國祭り太鼓である。  創作エイサー団体は、従来の地域に密着した青年会エイサーとは、様々な点において違いがある。その違い

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[2021.06]6月17日はギタリストのドゥルヴァル・フェヘイラの命日。「Estamos aí(私たちはここにいる)」を紹介【ブラジル音楽の365曲】[6/14〜6/21]

[2021.06]6月17日はギタリストのドゥルヴァル・フェヘイラの命日。「Estamos aí(私たちはここにいる)」を紹介【ブラジル音楽の365曲】[6/14〜6/21]

面白くてタメになる1日5分の音楽鑑賞「ブラジル音楽の365曲」[6/14〜6/21] 文:花田勝暁(編集部)  2021年3月1日から「ブラジル音楽の365曲」をスタート。  ブラジル音楽やブラジル文化についての情報を盛り込んで、面白くてタメになる1日5分の音楽鑑賞の場を提供できたらと思っています。毎日更新で、この投稿から16週間目に入ります。 先週の分↓ 6月17日「Estamos aí(私たちはここにいる)」 Durval Ferreira  6月17日はボサ

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[2021.06]ジョアン・ジルベルトの未発表テープが3本も見つかったってよ【ジョアン生誕90年】

[2021.06]ジョアン・ジルベルトの未発表テープが3本も見つかったってよ【ジョアン生誕90年】

文●花田勝暁(編集部) ※e-magazine LATINA の 定期購読はこちらから。 未発表テープ3本  本日6月10日は、ジョアン・ジルベルト(João Gilberto|1931年6月10日 - 2019年7月6日)の誕生日。生きていればジョアン・ジルベルトは90才になっていました。2019年7月6日に88才で亡くなりました。 「生きていればジョアン・ジルベルトが90才を迎えるのを1週間前にして、未発表のテープが公開された」⎯⎯ というニュースには、気づいていま

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[2021.06]マリーザ・モンチ、10年振りの新作『ポルタス』からのリード・シングル「カルマ」が
本日デジタル・リリース!

[2021.06]マリーザ・モンチ、10年振りの新作『ポルタス』からのリード・シングル「カルマ」が 本日デジタル・リリース!

【マリーザ・モンチ、10年振りのニューアルバム『ポルタス(Portas)』からのリード・シングル「カルマ(Calma)」が本日デジタル・リリース! 『ポルタス』は7月1日に全デジタル・プラットフォームにて配信開始!!】 Marisa Monte(photo credit Elisa Mendes)  シンガー・ソングライター、ミュージシャン、プロデューサーであり、世界中で1500万枚以上のアルバムを売り上げ、ラテン・グラミー賞を4回受賞しているマリーザ・モンチ(Mari

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[2021.06]最新ワールドミュージック・チャート紹介【Transglobal World Music Chart】2021年6月|20位→1位まで【無料記事 聴きながら読めまっせ!】

[2021.06]最新ワールドミュージック・チャート紹介【Transglobal World Music Chart】2021年6月|20位→1位まで【無料記事 聴きながら読めまっせ!】

e-magazine LATINA編集部がワールドミュージック・チャート「Transglobal World Music Chart」にランクインした作品を1言解説しながら紹介します! ── ワールドミュージックへの愛と敬意を込めて。   20位から1位まで一気に紹介します! ※レーベル名の後の()は、先月の順位です。 「Transglobal World Music Chart」は、世界各地のワールドミュージック専門家の投票で決まっているワールドミュージックのチャートで

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[2021.06]【新連載シコ・ブアルキの作品との出会い③】シコの歌との出会いが開いたポルトガル語《A Banda》

[2021.06]【新連載シコ・ブアルキの作品との出会い③】シコの歌との出会いが開いたポルトガル語《A Banda》

文と訳詞●中村 安志 texto y traducción por Yasushi Nakamura 本エントリーは、6/16(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。 プロフィール●音楽大好き。自らもスペインの名工ベルナベ作10弦ギターを奏でる外交官。通算7年半駐在したブラジルで1992年国連地球サミット、2016年リオ五輪などに従事。その他ベルギーに2年余、昨年まで米国ボストンに3年半駐在。Bで始まる場所ばかりなのは、ただの偶然と

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