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Web版 2021年8月

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2021年8月に新規にアップした記事のみが収められているマガジンです。こちらでアーカイブ記事は読めませんので、アーカイブ記事も購読するには定期購読マガジンの「ラティーナ」(月額9…
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#ブラジル

[2021.08]本日はウィルソン・ダス・ネヴィスの命日【ブラジル音楽の365曲】[8/23〜8/29]

文:花田勝暁(編集部)  8月27日「O Samba É Meu Dom」  8月27日は、ドラマー / 作曲家 / 歌手として、皆に、特に音楽家から愛された音楽家、ウィルソン・ダス・ネヴィス(Wilson das Neves|1936年6月14日 - 2017年8月27日)の命日です。4周忌です。エスコーラ・ヂ・サンバ、インペリオ・セハーノのメンバーとして、サンバ・シーンの名手たちとも、活動を共にしました。  プロのドラマーたちからドラムを学び、音楽理論の授業も受け、

[2021.08]ハウル・セイシャスの「Metamorfose ambulante(終わりなきメタモルフォーゼ)」を紹介【ブラジル音楽の365曲】[8/16〜8/22]

文:花田勝暁(編集部)  前回の投稿で、 ※7月はじめの自社主催イベントの準備が本格化してきているため、毎日更新するのが難しくなってきました。7月初旬まで更新頻度が少なくなります。  と書いてから、7月初旬どころか、8月中旬まですっとんでしまいました!「ブラジル音楽の365曲」を再開したいと思います。 8月21日「Metamorfose ambulante(終わりなきメタモルフォーゼ)」 8月21日は、バイーア生まれのブラジリアン・ロックの革命家、ハウル・セイシャス(

[2021.08]【連載シコ・ブアルキの作品との出会い⑦】2言語をまたぐ作詞 — シコ・ブアルキ作《Joana francesa》

文と訳詞●中村 安志 texto e tradução por Yasushi Nakamura 本エントリーは、8/22(日)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。 お知らせ●中村安志氏の執筆による好評連載「アントニオ・カルロス・ジョビンの作品との出会い」についても、今後素晴らしい記事が続きますが、今回も一旦、この連載「シコ・ブアルキの作品との出会い」の方を掲載しています。今後も、何回かずつ交互に掲載して行きます。両連載とも、まだまだ

[2021.08]【中原仁の「勝手にライナーノーツ」⑬】 Melim『Deixa Vir do Coração』

文●中原 仁 ───── 中原仁の「勝手にライナーノーツ」───── 近年、日本盤の発売が減少し、日本における洋楽文化の特徴である解説(ライナーノーツ)を通じて、そのアルバムや楽曲や音楽家についての情報を得られる機会がめっきり減った。 また、盤を発売しない、サブスクリプションのみのリリースが増えたことで、音楽と容易に接することが出来る反面、情報の飢えはさらに進んでいる。 ならば、やってしまえ!ということで始める、タイトルどおりの連載。 リンクを通じて実際に音楽を聴き、楽しむ

[2021.08]【連載シコ・ブアルキの作品との出会い⑥】慎ましく生きる人に向ける眼差し — シコ・ブアルキ作《Pedro pedreiro》

文と訳詞●中村 安志 texto e tradução por Yasushi Nakamura 本エントリーは、8/11(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。 お知らせ●中村安志氏の執筆による好評連載「アントニオ・カルロス・ジョビンの作品との出会い」についても、今後素晴らしい記事が続きますが、今は一旦、この連載「シコ・ブアルキの作品との出会い」の方を掲載しています。今後は、何回かずつ交互に掲載して行きます。両連載とも、まだまだ凄

[2021.08]バイアーナシステムの軌跡:ブラジルのリズムの豊かさ|バイアーナシステム(前編)

 地方の伝統的リズムと世界中のリズムをミックスしてサウンド革命を起こし、現代ブラジル音楽の最重要バンドとなったグループの軌跡を紹介します。 バイアーナシステムの中心人物 (左から Roberto Barreto / SekoBass / Russo Passapusso) 文●ヂエゴ・ムニス(Diego Muniz) 翻訳●花田勝暁  伝統的に優れたミュージシャンを世界に紹介してきたバイーア。この伝統は今も更新され続けています。ドリヴァル・カイミ(Dorival Cay

[2015.02]Roda de Capoeira カポエイラのホーダ

文●脇 さやか texto por Sayaka Waki (UniLibre)  2014年11月、バイーア・ジ・ヘコンカヴォのサンバ・ヂ・ホーダ、ヘシフェのフレーヴォ等に続きブラジルの「カポエイラのホーダ」がユネスコ世界無形文化遺産に登録されました。カポエイラがどんなものかは、ラティーナ読者のみなさんはすでにご覧になったことがあるのではないでしょうか。カエターノ・ヴェローゾは「トリスチ・バイーア」でカポエイラの偉大なる師・パスチーニャのことを歌っていますし、エリス・