[2021.06]マリーザ・モンチ、10年振りの新作『ポルタス』からのリード・シングル「カルマ」が 本日デジタル・リリース!
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[2021.06]マリーザ・モンチ、10年振りの新作『ポルタス』からのリード・シングル「カルマ」が 本日デジタル・リリース!

【マリーザ・モンチ、10年振りのニューアルバム『ポルタス(Portas)』からのリード・シングル「カルマ(Calma)」が本日デジタル・リリース! 『ポルタス』は7月1日に全デジタル・プラットフォームにて配信開始!!】

MARISA MONTE アーティスト写真 (photo credit  Elisa Mendes)

Marisa Monte(photo credit Elisa Mendes)

 シンガー・ソングライター、ミュージシャン、プロデューサーであり、世界中で1500万枚以上のアルバムを売り上げ、ラテン・グラミー賞を4回受賞しているマリーザ・モンチ(Marisa Monte)の新作『ポルタス(PORTAS)』のリード・シングル「カルマ(Calma)」が、本日6月11日(日本時間)全デジタル・プラットフォームで配信開始となった。
 「カルマ」はマリーザ・モンチとシコ・ブラウン(Chico Brown)の共作で、アーティスト本人がアメリカ人プロデューサーのアート・リンゼイ(Arto Lindsay)と共にプロデュースを手掛けたもの。シングルのジャケットは、アルバム全体のビジュアル・アイデンティティを形成するマルセラ・カントゥアリア(Marcela Cantuária)の『ポルタス』という一連の絵画をもとに作られている。10年振りとなるソロ・アルバム『ポルタス』は7月1日にリリースとなる。

 マリーザはそのキャリア全体を通じ、国内外で数多くの賞を獲得してきた。『マリーザ・モンチ (Marisa Monte)』(1989年)と『ローズ・アンド・チャコール(Verde, Anil, Amarelo, Cor-de-Rosa e Carvão)』(1994年)の2作はローリング・ストーン誌の「ブラジル音楽史上最高のアルバム100作」に名を連ねている。マリーザ・モンチはポップからポップ・ロック、サンバ、ジャズ、フォークまで多岐にわたり高い評価を博す音楽的な多彩さにより、アルナルド・アントゥニス、ナンド・ヘイス、フリエタ・ヴェネガス、デヴィッド・バーン、マーク・リボー、バーニー・ウォーレル、フィリップ・グラス、デヴェンドラ・バンハート、その他多数の才能あふれる面々とクリエイティヴなコラボレーションを行なってきた。

Calma (ジャケット写真)

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■「カルマ」、『ポルタス』のリリースにあたって、音楽プロデューサー中原仁氏からの寄稿

 ブラジル・リオ生まれのマリーザ・モンチは1989年、22歳を迎える年に、新人としては異例のライヴ・アルバムでデビュー。妖艶な美貌と表情豊かな歌唱力を通じセンセーションを巻き起こしてから今日までの30年以上、ブラジリアン・ポップスのフロントラインに立ち続けている、不動の女王だ。

 アート・リンゼイをプロデューサーに迎えたセカンド・アルバム『マイス』以降は自作の曲も歌い、故郷リオのサンバなど伝統的なブラジル音楽、ブラジルのレアグルーヴ、世界の同時代ポップスを融合。それまでのブラジルでは少なかった、女性シンガー・ソングライター像を確立した功績も大きい。また、デイヴィッド・バーンをはじめ北中南米、ヨーロッパ、アフリカなど世界各国の音楽家とも積極的にコラボしている。 

 日本での人気も絶大だ。25年続く年間アルバム人気投票「ブラジル・ディスク大賞」では、リーダー作とトリバリスタス(アルナルド・アントゥニス、カルリーニョス・ブラウンとのユニット)のアルバムを合わせて、アーティスト別では最多の計5回、年間1位を獲得している。来日公演は1992年、2007年、2019年に行ない、名古屋公演には在日ブラジル人が大挙して押しかけ、本国さながらの大盛り上がりとなった。

 スタジオ録音のオリジナル・アルバムとしては『あなたが本当に知りたいこと(O Que Você Quer Saber De Verdade)』から10年振り、SONY MUSIC移籍第一弾となる新作『ポルタス』の意味は「扉」の複数形。自らプロデュースし、新旧の友人たちと共作した新曲を歌うマリーザが、自身の音楽家人生の、そしてこの困難な時代を生きる全ての人々にとっての、新たな扉を開く。

■「カルマ(CALMA)」の歌詞&対訳
作詞作曲:Marisa Monte/Chico Brown

Calma
Que eu já tô pensando no futuro
Que eu já tô driblando a madrugada
Não é tudo isso, é quase nada
Tempestade em copo d’água
 落ち着いて
 私はもう先のことを考えているの
 もう夜明けへと向かっているわ
 それはすべてではなく、ほとんど取るに足らないこと
 コップの中の嵐のようなものよ

Eu não tenho medo do escuro
Sei que logo vem a alvorada
Deixa a luz do sol bater na estrada
Ilumina o asfalto negro
Ilumina o asfalto negro
 暗闇なんて怖くない
 もうすぐ夜明けが来るのは分かっているから
 陽の光よ 道に差して
 黒いアスファルトを照らして
 黒いアスファルトを照らして

Não faz assim
Não diga que não gosta de mim
Não diga que não vai me notar
No pé do bar em qualquer lugar
Não venha me dizer que não dá
Não quero ver você se perder
Não diga que não vai me mudar
Não diga que é difícil demais
 そんなことしないで
 私を好きじゃないなんて言わないで
 私に気付かないだろうなんて言わないで
 どこかのバーでばったり会ったとしても
 無理だなんて言わないで
 あなたが自分を見失うのを見たくないのよ
 私を変えるつもりがないなんて言わないで
 難しすぎるなんて言わないで

Calma
Que eu já tô pensando no futuro
Que eu já tô driblando a madrugada
Não é tudo isso, é quase nada
Tempestade em copo d’água
 落ち着いて
 私はもう先のことを考えているの
 もう夜明けへと向かっているわ
 それはすべてではなく、ほとんど取るに足らないこと
 コップの中の嵐のようなものよ

Eu não tenho medo do escuro
Sei que logo vem a alvorada
Deixa a luz do sol bater na estrada
Ilumina o asfalto negro
Ilumina o asfalto negro
 暗闇なんて怖くない
 もうすぐ夜明けが来るのは分かっているから
 陽の光よ 道に差して
 黒いアスファルトを照らして
 黒いアスファルトを照らして

Não faz assim
Não diga que não gosta de mim
Não diga que não vai me notar
No pé do bar em qualquer lugar
Não venha me dizer que não deu
Não diga que não vai me esquecer
Não diga que não sabe explicar
Eu juro que não dá pra entender
 そんなことしないで
 私を好きじゃないなんて言わないで
 私に気付かないだろうなんて言わないで
 どこかのバーでばったり会ったとしても
 うまくいかなかったなんて言わないで
 私を忘れないなんて言わないで
 理由は言えないなんて言わないで
 私には きっと理解できないでしょうから

Calma
Ilumina o asfalto negro
 落ち着いて
 黒いアスファルトを照らして
【マリーザ・モンチ(Marisa Monte)】
  1967年7月1日、リオデジャネイロに生まれる。早くから音楽に興味を示し、子供時代にピアノやドラムのレッスンを受ける。オペラ歌唱をより深く研究するためにローマに移住したが、早くもその数ヶ月後には現代ブラジル音楽のプロダクションの方に興味が傾いていた。帰国後の1987年9月、リオデジャネイロのジャズマニアで行われた初めてのパフォーマンスで絶大な反響を受け、ブラジルの音楽シーンの新たなセンセーションとなった。地元の小劇場で数シーズン公演をソールド・アウトにしたマリーザは、ブラジルの他の都市でも公演を行うようになり大成功を収める。彼女はスタイルを熟成させ、若手ロック・ファンや、ジャズやブラジルのポピュラー音楽の大人のファン層の間でも急速に名を広めていった。1989年に『マリーザ・モンチ (Marisa Monte)』でデビュー。多種多様なジャンルとその優れた表現力は大きな話題となる。以後、数々のアルバムを発表し、その音楽のクオリティやパフォーマンスの高いクリエイティヴ性により、同世代随一のブラジル人シンガーとしての評価を確立し、世界的なキャリアを強固なものにしていった。2006年に発表した『私のまわりの宇宙(Universo ao Meu Redor)』ではラテン・グラミー賞を受賞。現在でもブラジルを代表する女性シンガーとして、世界的に活躍を続けている。

(ラティーナ2021年6月)

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