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[2021.06]【新連載シコ・ブアルキの作品との出会い②】次々と変わりゆくブラジル — シコ・ブアルキ&R.メネスカル作 《Bye Bye Brasil》

文と訳詞●中村 安志 texto by Yasushi Nakamura

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プロフィール●音楽大好き。自らもスペインの名工ベルナベ作10弦ギターを奏でる外交官。通算7年半駐在したブラジルで1992年国連地球サミット、2016年リオ五輪などに従事。その他ベルギーに2年余、昨年まで米国ボストンに3年半駐在。Bで始まる場所ばかりなのは、ただの偶然とのこと。ちなみに中村氏は、日本を代表するフルート奏者、城戸由果さんの夫君でもあります。

 高度成長を重ねたブラジルは、1972年のアマゾン横断道路開通をはじめ、日本の23倍近くもある国土のあちこちが大開発の時代に。街も人々の生活も、どんどん変化していきます。そんな社会の急速な動きを浮き彫りにした、その名も「バイバイ・ブラジル」という映画が登場したのは、1980年のこと。旅周りの小さな劇団が、自動車キャラバンでブラジルの各地を訪れていく中、田舎にも電気が通るようになり、いつの間にか家の屋根にテレビ・アンテナが立ち並び、寸劇などというものへの人々の興味も薄れていく、世知辛さを描いた傑作。古きブラジルよ、さらばと言わんばかりの、この映画の主題歌を書いたのが、シコ・ブアルキとホベルト・メネスカルでした。

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