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[2023.11]最新ワールドミュージック・チャート紹介【Transglobal World Music Chart】2023年11月|20位→1位まで【聴きながら読めます!】

e-magazine LATINA編集部がワールドミュージック・チャート「Transglobal World Music Chart」にランクインした作品を1言解説しながら紹介します! ── ワールドミュージックへの愛と敬意を込めて。20位から1位まで一気に紹介します。

※レーベル名の後の [ ]は、先月の順位です。
「Transglobal World Music Chart」は、世界各地のワールドミュージック専門家の投票で決まっているワールドミュージックのチャートです。主な拠点がヨーロッパなので、ヨーロッパに入り込んだワールドミュージックが上位にランクインする傾向があります。


20位 Tinariwen · Amatssou

レーベル:Wedge [10]

 サハラ砂漠西部のトゥアレグ族によって1979年に結成されたマリ共和国のグループ、Tinariwen(ティナリウェン)。フランス語とトゥアレグ語による歌詞で、“砂漠のブルース” と称され、彼らの民俗的な要素も反映させた彼ら独自のスタイルで世界を魅了している。2012年、2018年のグラミー賞で最優秀ワールドミュージック・アルバム賞も受賞しており、世界的にも広く認められている。そんな彼らの9作目となる最新作がランクイン。今年5月に世界同時リリースされ、本チャートにいつランクインしてくるのか?と思っていたが、堂々一位でのランクインとなった。前作は2019年にリリースされた『Amadjar』で、4年ぶりのリリースとなる。 
 本作は、彼らのサウンドの特徴である催眠的なグルーヴ “砂漠のブルース” とアメリカのカントリーやブルーグラスがミックスされている。タイトル『Amatssou』は、トゥアレグ語のひとつであるタマシェク語で「恐怖を越えて(Beyond The Fear)」ということを意味しており、サウンドはまさにそれを体現したもの。長年のファンを公言しているアメリカのミュージシャン、ジャック・ホワイトが、ナッシュヴィルにあるプライベートスタジオでレコーディングしないかと声をかけたことからスタートしたそうだ。しかし、パンデミックでマリからアメリカへの入国が困難になってしまい、リモートで制作することとなった。アンビエント・ミュージックの名手ダニエル・ラノワがプロデュースし、ペダル・スティールでも参加している。
 彼らのサウンドは今まで通りであるものの、どことなくアメリカのカントリーミュージックも感じられ、今までとはちょっと違った面も垣間見える。しかし自分達の音楽的ルーツに忠実であり続けており、それがやっぱり格好いい。12月には来日も決定しているのがとても楽しみ!

↓国内盤あり〼。

↓6年ぶりに来日し〼。(12月に東京・大阪でライヴ開催!)

東京公演
2023年12月6日(水)
SHIBUYA CLUB QUATTRO
問い合わせ:SMASH (03-3444-6751) [https://smash-jpn.com]

大阪公演
2023年12月7日(木)
UMEDA SHANGRI-LA
問い合わせ:SMASH WEST (06-6535-5569) [https://smash-jpn.com]

[全公演共通]
OPEN 18:00 / START 19:00
前売チケット: ¥7,800 (税込) ドリンク別 / 整理番号有
チケットは発売中!

19位 Ana Carla Maza · Caribe

レーベル:Persona Editorial [-]

 1995年キューバ生まれで現在はスペイン在住のチェリスト、アナ・カルラ・マサの最新作。デビューEPアルバムを含めるとこれが4枚目の作品。2022年リリースの前作『Bahia』ではチェロの弾き語りを収録したアルバムだったが、本作では前作収録曲をラテンバージョンにアレンジした楽曲やオリジナル曲をバンド編成で演奏している。彼女自身によるセルフプロデュース作品で、タイトル『Caribe』はまさにカリブのこと。
 ハバナで生まれ両親も音楽関係の仕事に携わっていた。アナが5歳の時にキューバ人ピアニスト、チューチョ・バルデスの妹、ミリアム・バルデスからピアノを習い始めたのが音楽の道の始まり。8歳でチェロを初めて弾き、10歳で初めてステージに立った。12歳のときにキューバからスペインに家族で移住(これがすごい!)し、2012年にコンセルヴァトワールで学ぶためにパリに移り住む。パリでの活動がソロ・キャリアの始まりとなり、そこからヨーロッパ中に彼女のサウンドが広まった。2022年には150以上のコンサートに出演するほどの活躍ぶり。
 ソンやルンバ、サルサなどキューバだけでなく、ドミニカのメレンゲや、アルゼンチンのタンゴ、コロンビアのクンビア、そしてブラジルのボサノヴァなども盛り込まれ、自身の女性的な感性、今ここにあるものを前向きに謳歌したいという彼女の願望や喜びを反映したラテン音楽のアルバムとなっている。チェロを弾きながら大らかに歌う姿は清々しい!今後の活躍がとても楽しみなミュージシャンである。

18位 Santrofi feat. Omniversal Earkestra · Deep into Highlife: Live in Berlin

レーベル:Outhere [-]

 ガーナ出身の若手実力派バンド、サントロフィの最新作。西アフリカの大衆音楽ジャンルであるハイライフを復活させるという使命を持つ彼らは、デビュー前からヨーロッパ各地のフェスに出演、2020年リリースのデビューアルバムも本チャートにランクインするなど、ワールドミュージック界でもとても活躍しているグループ。
 彼らが2021〜22年にガーナとドイツでハイライフのプロジェクト「Deep into Highlife」を開催し、多くのアーティストをステージに招いてコンサートやジャムセッションを行った。本作は2022年6月のベルリン最終公演でベルリンのバンド、ジ・オムニヴァーサル・イヤケストラとの共演ライヴを収録したもの。ジ・オムニヴァーサル・イヤケストラは、2011年に結成された14人編成の金管楽器集団。伝説的な存在である70年代のマリ音楽を彩ったビッグバンドの音楽を探求し、共演録音を行ったアルバム『Le Mali 70』を2020年にリリースし、話題となった。
 本作には、サントロフィのデビュー作収録楽曲の他、ガーナのハイライフ伝説的ミュージシャン A.K Yeboah や、ガーナのドリル(ヒップ・ホップのサブジャンル)音楽のパイオニアである若手ミュージシャン Yaw Togの楽曲も収録(もちろんご本人達も登場!)されている。やはり大所帯の2バンドが演奏しているだけあって、音の厚みがすごい!ライヴの臨場感を充分に味わえる。ハイライフだけでなく、アフロジャズ、アフロファンクも感じられ、とても洗練された作品となっている。音楽のエネルギーがビシバシ来る!良い!実際にライヴを観たくなる作品。

17位 Miranda · Uma Mulher na Cidade

レーベル:Jaro Medien [13]

 ポルトガル・リスボン出身の歌手ミランダによる初のソロ作品。彼女は、2002年結成のポルトガルのバンド OqueStrada のヴォーカル。このバンドはファドをはじめ、スカやワルツ、シャンソン、バルカン音楽、また同じポルトガル語圏のカーボヴェルデやアンゴラの音楽などをミックスした楽曲を制作し、彼ら独自のポルトガル音楽をヨーロッパに広めた。2012年にはノーベル平和賞授賞式でポルトガル初のバンドとして演奏したこともある。
 彼女は、2020年のポルトガルのドキュメンタリー映画『Silêncio - Vozes de Lisboa(英文表記:Fado - The Voices of Lisbon)』に出演。ファド歌手と彼らを取り巻く世界との関わりを探求する映画で、ファド歌手として登場しているが「自分はファド歌手ではない、ファド歌手である必要はない」と彼女は主張している。本作でも古典的なファドの楽曲はあるが、ファドに拘るのではなくバリエーション豊かな楽曲が収録されており、今までのキャリアで培ってきた実力、出会い、そして彼女の魅力を本作で表現している。
 本作タイトルは訳すと「都市の女性」、地球上の女性アーティストを象徴する作品となっている。ポルトガルから世界の女性に向けてのメッセージが込められている。ソロ初作品とは思えない、とても聴き応えのある作品。

16位 Ayfer Düzdaş · Kilomên Arxawûnê

レーベル:Ayfer Düzdaş [-]

(アルバム全体がまだ公開されておらず、1曲のみの表示とします。公開され次第こちらで掲載いたします。)

 トルコ・イスタンブールを拠点に活動するクルド人ミュージシャン、アイフェル・ドゥズダシュの最新作。
 トルコの芸術学校で声楽とヴァイオリンを学び、その後グループなどで活動。クルドの伝統的な民謡をアーカイブしたアルバムに参加し、2008年ソロデビューアルバム『Leylan』をリリース。それ以降もアナトリア南東部の村々を巡り、消えゆくクルドの民謡を25年以上かけて記録する活動を続けてきた。本作はソロ作品としては4作目のアルバムとなる。
 本作では、アナトリア南東部寄りのマラティヤ、アルグヴァンとその周辺地区の民謡を収集し、編曲、収録している。その地方の民謡は、トルコ内でも独特の方言と様式で、貴重なものが多く、初公開となる曲もあるそうだ。愛、故郷、喪失、別離といったテーマを含み、畑を耕したり、丘に出かけたり、家畜の群れの世話をしたり、喪失時の悲しみを表現したりと、生活のリズムに歌が織り込まれている。
 彼女の伸びやかで特徴ある高音の歌声と、ウードやサズなどトルコの伝統弦楽器の音色がとてもよくマッチしている。村から村へと彼女自身が実際に旅をしながら収集してきた歌だから、よりその歌の良さが表現されている。自然とともに独自の文化で発展してきた民謡の豊かな世界を、彼女がさらに掘り下げ、文化遺産として守っている姿に胸を打たれる。

15位 Emilia Lajunen · Vainaan Perua: Satavuotinen Sakka

レーベル:Nordic Notes / CPL-Musicgroup [22]

 フィンランドのフィドル奏者エミリア・ラユネンの最新作。現在フィンランドで活躍しているフィドル奏者の中で、最も高い評価を得ている一人。2007年にシベリウス音楽院の民族音楽科で音楽修士号を取得、さらにストックホルム王立音楽アカデミーでも研鑽を積み、2010年からはシベリウス音楽院民族音楽科でフィドルの主任講師として務めている実力派アーティスト。他の多くのアーティストとも共演し、いくつかのユニットを組んでいる。フィドルだけでなく、ニッケルハルパも演奏する。
 本作のタイトルは、フィンランドの伝説的な二人のフィドル奏者の曲のタイトルをくっつけたもの。英語に訳すと『Legacy Of The Dead : Deep In The Dregs』で「死者の遺産:残滓の奥深く」となる。「死者の遺産とは、今日の演奏家たちが新しいものを創作してもなお残る、民族音楽の残り滓のこと」と彼女は説明する。民族音楽の “残り滓” とはすごい言い方だが、フィンランドの伝統音楽を、伝統的なアプローチと現代的で実験的なアプローチを組み合わせて蘇らせるという彼女の博士課程での研究結果が反映されたアルバム。
 フィドルの独奏あり、また彼女が歌っている曲もあり、ハーモニカやパーカッションとのセッションもあり、バラエティに富んだ内容で過去の楽曲を見事に美しく蘇らせている。長めの曲もあるが、彼女の世界に強く惹き込まれてしまう。

14位 Aga Khan Master Musicians · Nowruz

レーベル:Smithsonian Folkway Recordings [30]

 歴史的に重要なイスラム文明や、現代のイスラム社会、世界各地のディアスポラからの美術品を展示・収集しているトロントの美術館、アガ・カーン美術館の音楽プログラムの一環としてのグループ、アガ・カーン・マスター・ミュージシャンズによる最新作。本作が彼らにとって初めてのフルアルバムとなる。
 アガ・カーン美術館では教育機関としても機能し、音楽をはじめとした様々な芸術のイベントや講演などを開催している。音楽的革新が文化遺産の活性化にどのように貢献できるかを探求するために集められたメンバーはここでキュレーターとしての役割も持ち、ワークショップやマスター・クラスなどを中心に、2013年より演奏活動を行なってきた。
 彼らは、中東、地中海沿岸地域、南アジア、中央アジア、中国出身の6人の音楽家たち。ピパ(琵琶)担当は中国出身のウー・マン、イランと中央アジアで使われる二弦のリュート楽器ドゥタール奏者のシロジッディン・ジュラエフはタジキスタン出身、中央アジアで使われるフレームドラム、ドイラ担当アッボス・コシモフはカザフスタン出身、アラブの伝統撥弦楽器カーヌーン奏者フェラス・チャレスタンはシリア出身、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダモーレ担当ジャセル・ハジ・ユーセフは北アフリカ・チュニジア共和国出身という多国籍なグループ。彼らのルーツである中央アジア、中国、中東、北アフリカの音楽を取り入れ、伝統的な音楽が融合した独創的な作品となっている。それぞれの楽器が持っている深い音や魅力、そして各メンバーの高度なテクニックも存分に味わえる。とても有意義な作品。

↓国内盤あり〼。(日本語解説帯付き)

13位 Kayhan Kalhor and Toumani Diabaté · The Sky Is the Same Colour Everywhere

レーベル:Real World [7]

 カイハン・カルホール(Kayhan Kalhor)と トゥマニ・ジャバテ(Toumani Diabaté)という、ソリストとして当地ではそれぞれ巨匠として知られる2人が、即興で演奏するデュオ・ツアーの最終公演を終えた後に録音された。
 ツアーが行われたのは2016年9月で、8年の歳月を経て、この特別なアルバムが世に出た。

 何世紀にもわたる音楽の伝統の担い手である2人によるスピリチュアルな瞑想の世界は、1人の時間に座って聴くのに相応しい。天空の音楽。

 イラン出身のカイハン・カルホールは、ヴァイオリン、フィドルの源流の楽器と言われる擦絃楽器「ケマンチェ(kamancheh)」の名手。4本の弦を短い弓で弾く。膝をついて演奏するこの楽器の演奏について「野生の馬に乗るようなもの」とカイハンは言う。西洋クラシック音楽の範疇では扱えないくらいの微分音を駆使する楽器だ。カイハンは、Yo-Yo Ma’s Silk Road Ensemble、Kronos Quartet、Shujaat Khan、Erdal Erzincan、the Rembrandt Trioらとコラボレーションしてきた。

 マリ出身のトゥマニ・ジャバテは、ひょうたん、牛の皮で作られた西アフリカが発祥のリュート型撥弦楽器、コラの名手。コラは、300年以上に渡って受け継がれてきた伝統的な民族楽器で、21弦ある。ハープやギターの原型とも言われ、アフリカの民族楽器の中でも最も美しい音色を持つとされる。トゥマニ・ジャバテは、グラミー賞を3回受賞、Ballaké Sissoko、Taj Mahal、Ali Farka Touré、Björk、ロンドン交響楽団とレコーディングとこれまでレコーディングしてきた。

 イラン出身のカイハンが、アフリカのミュージシャンとコラボレーションするのは今回が初めて。
「ペルシャ音楽において、私が好きな特徴のミニマリズムとトランスの特徴は、トゥマニの音楽にもあると思います。アフリカ音楽の質の高さには、ずっと惹かれてきました。トゥマニの音楽もとても質が高い」と、カイハンは言う。
 このデュオのアイデアは、カイハンがこれまで何度か演奏してきたドイツの音楽フェスティバル「the Morgenland Festiva」のディレクター、Michael Dreyerによるものだった。カイハン と トゥマニ による準備は最小限のもので、音階や構造についての話にすらならなく、「ある確かなもの」を確認しただけのサウンドチェックで、2人は約90分の演奏に入っていった。

12位 Yungchen Lhamo · One Drop of Kindness

レーベル:Real World [11]

 アメリカ在住のチベット人SSW、ユンチェン・ラモの7枚目のアルバムとなる最新作。前作『Awakening』も、昨年4〜6月の本チャートに上位ランクインしていたことは記憶に新しい。
 本作は、2004年に彼女が設立した非営利財団「One Drop of Kindness」と同じ名前のタイトル。パンデミックや戦争など世界が不安な状況が続いている中で「私たちは困難な時代を生きている。でも、一緒に、少しずつ、私たちは世界を変えることができるのです」と彼女は言う。多くの人の少しの優しさが世界を変えられるようにと祈り本作を制作。ジョン・アレヴィザキス(John Alevizakis)との共同プロデュースである。
 ヴァイオリンやギター、バンジョーなどの西洋楽器と、オーストラリアの先住民アボリジニの金管楽器であるディジュリドゥ、アルメニアの民族楽器で木管楽器のドゥドゥク、トルコの弦楽器ドゥンブシュやウードなど世界の民族楽器が使われている。それらの音色と、彼女のバリエーション豊かな声との融合がたまらなく心地よい。地に這うような低音でのマントラや、チベット仏教の声明しょうみょうを思わせるような喉歌、ビブラートがかかった美しい高音など、柔らかく私たちを包み込んでくれるかのよう。まさにヒーリングサウンドだと言える。
 音楽で人の心を変えようとする彼女の思いがまっすぐに伝わる作品。「一滴の優しさ」が世界を変えることを我々も願おう。まずは身近なことから。

11位 Les Mamas du Congo & Rrobin · Ya Mizolé

レーベル:Jarring Effects [-]

 コンゴの5人組女性グループ「レ・ママンズ・デュ・コンゴ」と、ヒップホップとハウスビートのスペシャリストであるフランス人プロデューサーRROBINによるユニットの最新作。リミックス盤もリリースされているが、オリジナル作品としては2作目となる。2020年リリースのデビュー作も本チャートにランクインし、高評価を得ていた。
 彼らは、先祖伝来の価値観、リズムやメロディーを守ることを目的としている。先祖代々伝わるコンゴの子守唄にダンスを融合させ、フォーク、皿、バスケット、杵などの生活道具を使い、複雑なリズムに合わせて、自分たちの民族の歴史や社会的なテーマ、コンゴ女性の日常生活などを歌っている。
 身近な道具による楽器と、エレクトロニック・ビート、ベース・ミュージック、アフロビートにドラム・マシーン、ラップ、魅惑的なコーラスが美しく融合され、カリスマ的なシンガー&パーカッショニストのグラディス・サンバの歌声も前作以上にパワーアップし、洗練された仕上がりとなっている。催眠的なポリリズムが続く楽曲があったり、子守唄らしく可愛い楽曲もあれば、ラップで力強く訴えかける楽曲もあり、彼女たちのしなやかさや逞しさが感じられとても魅惑的な作品。
 現在はヨーロッパツアー中とのこと。上記動画二つ目にあるように、ライヴはかなりパワフルでファンキーで、大いに盛り上がっている様子がうかがえる。これはぜひライヴで観てみたい!

10位 Mokoomba · Tusona: Tracings in the Sand

レーベル:Outhere [3]

 ジンバブエの6人組バンド、モコンバの最新作。前作は2017年リリースの『Luyando』で、6年ぶりのリリースとなる。
 他のアーティスト同様、パンデミック中はライヴ活動ができなかったため、彼ら自身によるセルフプロデュースで制作し、録音を行ったのが本作品。変化する社会における愛、喪失、勇気をテーマとし、彼らが得意とするジンバブエの伝統的な音楽と現代的なサウンドを融合した楽曲、またハイライフやアフロ・ビート、ズールー音楽など他のアフリカ地域の音楽ジャンルも交えて表現。ルヴァレ語、ショナ語、リンガラ語など様々な現地の言葉で歌っている。ジンバブエの伝統楽器を使ったポップでダンサブルな楽曲や、しっとり聴かせる楽曲も収録。これまでの経験を全てこの作品に注ぎ込み、彼ら独自のサウンドを作り上げている。
 アルバムタイトルは、アフリカ南部のルヴァレ族の儀式で使われる砂に描かれた古代のデザインで、伝統的な文化に対する彼らの敬意が感じられる。またジャケットのデザインも、ジンバブエの若手ビジュアルアーティストによるもので、同じく儀式で使われる伝統的な仮面をポップで現代的に表現している。
 本作ゲストには、ジンバブエ出身女性シンガーのULETHU、コンゴ人シンガーの Desolo Bも参加、ガーナのハイライフユニット “Santrofi” のメンバーも一部の楽曲でホーン演奏で参加しており、独自色だけでない多彩なサウンドも楽しめる。
 また、前作に収録された3曲が再録音されている。アコースティック色が強かったサウンドがエレクトリック楽器やホーン隊も加わり、クールなダンス音楽へと変化させている。大きく評価された前作をも上回るほどのクールな作品。

↓国内盤あり〼。(日本語説明帯付き)

9位 Bixiga 70 · Vapor

レーベル:Glitterbeat [-]

 ブラジル・サンパウロのアフロ・ブラジリアン・バンド、ビシーガ70の最新作。オリジナル作品としては4年ぶりで、本作が5作目。
 2010年にブラジル・サンパウロで結成され、ドラム、ベース、ギター、鍵盤のほか、複数のパーカッションとホーン隊からなる大所帯バンド。アフロビートを中心としたアフリカ音楽に、サンバやカンドンブレなどのアフロ・ルーツのブラジル音楽、またクンビアやアフロ・キューバン、アフロ・ジャズといったアフロ系汎ラテン音楽などをミックスさせた楽曲を演奏する。前作リリース後にパンデミックとなり、その間に10年以上一緒に活動してきたメンバーが脱退、そして新たなメンバーが加入するという動きがあった。
 本作はそんな経緯を経て、まさにバンドを再結成するような感じで、新メンバーと共に新たに音楽を作り上げた重要な作品。従来までの土台となる音楽性は変わらないが、新メンバーが今までと違ったアイデアを持ち寄って来たおかげで、新たなエッセンスが加わった作品となっている。例えば、北東部出身の新メンバーにより、アシェーやピゼイロ、テクノ・ブレーガなどの要素もミックスされている。新たな要素を柔軟に受け入れることで、今までよりもさらにパワーアップしている。
 また、本作ではゲストとして、パーカッショニストのシモーニ・ソウが参加している。シモーニは、先日26年ぶりに来日したシコ・セーザルのかつてのバンドメンバーであり、26年前の初来日公演の際にも来日している。シコだけでなく、イタマール・アスンサォン、ゼリア・ドゥンカン、ゼカ・バレイロ、バヂ・アサドなどのアーティストとも共演、2000年以降は国際的なプロジェクトにも取り組んでいる実力派パーカッショニスト。10〜11月にかけて行われている本作リリースのヨーロッパツアーにも同行しているようだ。
 彼らの音楽はアフリカ的であり、ブラジル的でもある。今のサンパウロをそのまま体現しており、音楽でエネルギーを解放しているようだ。本作はバンドのターニングポイントとなるべき作品で、今後の活動もますます期待できる。インスタでもヨーロッパツアーの様子がアップされている(下記にリンクあり)が、ぜひ観てみたい!と思わせるバンド。いつか日本にも来てくれないかなぁ、と願っている。

↓国内盤あり〼。(日本語説明帯付きCD&LP)

8位 V.A. · Lost in Tajikistan

レーベル:Riverboat / World Music Network [4]

 中央アジアに位置するタジキスタン、国土の大部分が「世界の屋根」と呼ばれるパミール高原とそれに連なる山脈から成る。パミール高原を境に中国やインドのアジアと、アフガニスタンやイランなどの中東との「文明の十字路」とも言える地位を確立してきた国だ。アジア、中東両地域からの音楽文化がもたらされ、この国独自の音楽文化が発展してきた。しかし、地理的なこともありそれが国外へと発信される機会は非常に少なかった。
 本作は滅多に触れられないタジキスタンの音楽の伝統と、革新的な音を併せた楽曲が収録されている。中央アジアの音楽文化研究でも知られる英国の音楽家ルー・エドモンズが、2008年に現地で録音/収集した貴重な音源集となっている。タジキスタンの首都ドゥシャンベ、ホログのパミリの町、およびグント渓谷近くの2つの村で録音され、タジキスタン各地方で歌い継がれてきた伝承歌を継承するグループ Mizrobなどをはじめとした全5組による音源。
 フレーム・ドラムのダフ、弦楽器や弓奏楽器などが使われ、中東とアジアがミックスされた音であるのが非常に興味深い。口琴も入る楽曲もあり、モンゴル地域の影響もかなり受けているのがよくわかる。歴史と文化、そして音楽の形成が表現されているのが感じられる。豊かで貴重な作品だ。

↓国内盤あり〼。(日本語説明帯付き)

7位 Leon Keïta · Leon Keïta

レーベル:Analog Africa [15]

 ドイツのレーベル Analog Africa が定期的にリリースするアナログ限定盤シリーズ “リミテッド・ダンス・エディション”の最新作。今回は、かつてマリの音楽シーンで異彩を放ったミステリアスな音楽家レオン・ケイタの作品を取り上げている。
 1947年ギニア大西洋岸の都市コナクリ生まれのレオンは、学業を終えると隣国マリの首都バマコに出る。バマコではピアノ・ジャズ・オーケストラを創設し、その傍らで教師/文化祭のオーガナイザー/国立タバコ・マッチ会社の会計士として働いていた。23歳となった1970年、彼は親友であったマンフィーラ・ケイタと共にマリの伝説的なグループ “レイル・バンド” の設立に携わるようになり、サリフ・ケイタやモリ・カンテをはじめとする多くのミュージシャンの国際的なキャリアをスタートさせた。さらにレオン自身も親友のマンフィラ・カンテとともにマリのバンド Les Ambassadeurs Internationaux に参加、西アフリカでのツアーも行った。その後、ソロ活動を行うためにグループを離れた。
 本作は、1978年にリリースした2枚のLPから3曲、そして1979年に弟ジェルマンとの連名作 “Rythmes et Mlodies du Mali” から2曲を収録したコンピレーションアルバム。
 70年代後半の時代や、マリという土地柄を想像させるマンディン・グルーヴ溢れるソウルフルなリズムに、催眠術のようなエレキギター。そこにサイケデリックなオルガンや、ファンキーなブラス・セクションを加わり、ご機嫌な楽曲が堪能できる。どこか懐かしい感じもするが、現代でも充分楽しめるアルバム。ずっと聴いているととても心地よくなる。かなりハマります!これは貴重な作品!

↓国内盤あり〼。(日本語説明帯付きLP)

6位 Mari Kalkun · Stoonia Lood / Stories of Stonia

レーベル:Real World [2]

 エストニアのSSWで、カネレ(kannel:エストニア伝統音楽の民族楽器で弦楽器)奏者でもあるマリ・カルクンの最新作。本作が8枚目のソロアルバムとなる。9月に13位に初登場し、その後1位、2位とランクイン、今月も6位と上位をキープしている。
 日本でも何度も公演を行っており、その度に評価を博してきた。フィンランドのカンテレ(フィンランドの撥弦楽器)奏者でもあるマイヤ・カウハネンともユニット組んだり、様々なミュージシャンたちとも共演し、広く活躍している。
 彼女はエストニア南東部のヴォルマーで生まれ、その地域で話されているヴォロ語でも作詞している。ヴォロ語は話す人が今では約75,000人しかおらず、絶滅の危機に瀕している言語で、マリがヴォロ語で歌うことによりその危機を少しでも回避しようと努力している。
 エストニアの森から語りかけてくるような歌声、自然と共に共存する音楽を構築してきた。本作でもそのイメージ変わらない。伝統音楽からインスピレーションを受けた楽曲、自然の音と電子音、そしてカネレの優しい音色で彼女の故郷の自然を表現している。
 本作では、イギリスのミュージシャンで民俗学者のサム・リーがプロデュースで参加。彼女の世界観をさらに押し広げている。魂に響くような彼女の声が素晴らしく、その空気感がなんともたまらない。自然の優しさや力強さが溢れており、森の中でゆったりと聴いているような気分になれるアルバム。良いです。

5位 Dudu Tassa & Jonny Greenwood · Jarak Qaribak

レーベル:World Circuit [1]

 イスラエルのSSWドゥドゥ・タッサと、レディオヘッドの作曲家/ギタリストであるジョニー・グリーンウッドがタッグを組んだ作品。7月に28位で初登場、8月22位、9月4位と徐々にランクアップし、先月とうとう1位に。今月は5位とまだ上位をキープしている。
 アルバムタイトル「Jarak Qaribak」はアラビア語で「隣人は友達」という意味。本作に収録されているヴォーカリストは、アルジェリアやエジプト、パレスチナ、ヨルダン、モロッコなどの中東地域各国から参加、また曲も中東各国の楽曲で、ヴォーカリストたちは自国以外の曲を歌い、まさに国境を越えたコラボレーションを実現している。
 ジョニーは本作の収録楽曲を組み立てるにあたって、「もしクラフトワークが1970年代のカイロにいたら何をしただろうかと想像してみる」ということを考えたそう。面白い!また、ドゥドゥは楽曲に政治的なニュアンスがかすかにでも感じられないか、歌詞のひとつひとつをできる限り注意深く吟味し、政治的な主張をしているようには見せたくなかったと言う。
 彼らがアプローチしたヴォーカリストの中には、イスラエル人アーティストと仕事をすることに不安を抱く者もいたそうで、「中東のすべてのアラビア諸国が友人同士というわけではない」と言っている。だからこそ、このタイトルが付けられたのだろうか。
 中東の楽曲が、中東の楽器と、ドラムやギター、トランペットなどの西洋楽器とうまく融合・表現されており、かなり面白い。さすがこの二人による作品だ。

(11/8追記)
本作のリリースツアーを11月にヨーロッパで予定していたが、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区との大規模衝突により、ツアーはキャンセルされた。ドゥドゥがこのアルバム、音楽を通して実現させたかった「隣人は友達」であるということをいつか実現できることを祈るばかりだ。

4位 Idrissa Soumaoro · Diré

レーベル:Mieruba [8]

 マリ共和国出身の作曲家、歌手、ギタリストで、カマレン・ンゴニ(西アフリカの伝統的な弦楽器)の名手でもあるイドリサ・スーマオロの最新作。サリフ・ケイタも所属していた伝説的なバンド、レ・アンバサドゥール・ドゥ・モテール・ド・バマコのメンバーでもあった。
 1949年首都バマコ郊外の村に生まれ、小学生の頃に校長先生のギターと出会い、それ以来ギターに夢中になる。ギターだけでは飽き足らず、様々な楽器にも魅了され、1968年にバマコの国立芸術学院に入学する。その頃から音楽活動や作曲も行い、芸術学院卒業後は音楽教師となる。音楽教師として最初に赴任したのが、本作タイトルでもある町、ディレ(Diré)である。昼は教師、夜はアーティストとして、多くのステージに出演し続け、レ・アンバサドゥール・ドゥ・モテール・ド・バマコにも参加することとなる。
 バンド解散後は、視覚障害者に力を与える必要性を世間に認識させるため、自ら保健省へ出向し、目の見えない人と見える人で構成されたオーケストラを立ち上げた。さらには、点字音楽学を学ぶためイギリスにも奨学金留学する。マリに戻ってからは様々な責任ある役職を歴任し、1996年マリの文部省音楽総監に任命され、2011年に退官するまでその職を務めた、というすごい人。
 2003年に自身のソロアルバム『Koté』をリリース。2010年にはアリ・ファルカ・トゥーレとの共演作を収録したアルバム『Djitoumou』をリリースし、本作はそれに続くソロ3作目となる作品。
 本作は2012年から制作を開始したが、制作途中でプロデューサーが急逝し、制作は中止されていた。しかし、パンデミックによりじっくり制作する時間ができ、今回のリリースに至った。イドリサの意向により、マリのブルースの故郷である町セグーを拠点とするインディペンデント・レーベル、Mieruba からのリリース。構想から制作、流通に至るまで、「マリが繁栄できるよう、共に立ち向かおう」というメッセージが本作に込められている。
 砂漠のブルースを感じさせる楽曲で、彼の人生そのものが歌や演奏で表現されており、大変渋い作品。

3位 Batsükh Dorj · Ögbelerim: Music for My Ancestors

レーベル:Buda Musique [12]

 1990年、モンゴル最西端の村ツェンゲルで生まれた音楽家バツフ・ドルジの最新作。今までモンゴル・ホーミーのコンピレーションアルバムなどには登場していたが、本作が彼のソロデビューアルバムとなる。ワールドミュージックだけでなく世界の様々な民俗音楽を広く紹介しているフランスのレーベル Buda Musique からのリリース。
 彼が生まれた村ツェンゲルは、隣接するトゥヴァ共和国(ロシア)と関わりが深く、村に暮らす住民もトゥヴァ系の人々が多い。彼もその一人で、幼い頃からモンゴルとトゥヴァのホーミーを学び、トゥヴァの音楽大学を卒業。フーメイ(khoomei)、スグット(sygyt)、カルグラー(kargyraa)などいくつか種類があるトゥヴァの喉歌のテクニックもマスターした。またトゥヴァの民族楽器のイギルやドシプルールも演奏し、その楽器制作も行なうという多才ぶり。
 本作でギターを伴奏しているのは、フランスの音楽家/民族音楽学者で、ホーミーのプレイヤーでもあるジョアニ・キュルテ。彼との出会いがあり、本作を制作するに至った。トゥヴァをルーツとする伝統的な楽曲や、伝統に則ったバツフのオリジナル曲が収録されており、馬のリズムや水の流れを模倣しながら、遊牧民の文化を歌っている。
 モンゴルやトゥヴァの壮大な大地に響き渡るような豊かな喉歌と、ドシプルールの独特の音色で、その土地の伝統を見事に表現。自然の中で聴いているかのような心地良さが感じられる作品。これが1stアルバムとは驚かされる。今後の活躍が大いに期待できるアーティストだ。

↓国内盤あり〼。(日本語説明帯付きCD)

2位 Catrin Finch & Aoife Ní Bhriain · Double You

レーベル:Bendigedig [6]

 ウェールズ出身のハープ奏者で「ハープの女王」と呼ばれるカトリン・フィンチと、アイルランド・ダブリン出身のヴァイオリニスト、アオイフェ・ニ・ブリアインのデュオ作品。
 カトリンはセネガルのコラ奏者セク・ケイタとのデュオ作でも本チャートにランクイン(直近では2022年6月〜10月)している。かつてはチャールズ皇太子(当時)のお抱え奏者として知られていた実力派ミュージシャン。一方、アオイフェは、国内外のヴァイオリンコンクールや室内楽コンクールでも数多く入賞しており、クラシックと民俗音楽の両方に精通する多彩な音楽家としての地位を確立している。その二人が手を組んだのが2021年で、本作が彼女たちデュオとしてのデビューアルバムとなる。
 先月は一部楽曲のみの公開だったが、今回全曲公開され確認したところ、収録曲の全てが「W」から始まるタイトルとなっている。(もしかしてアルバムタイトルの「ダブル」ともかけているのか?とも思ったり…)
 彼女たちが奏でるハープとヴァイオリンの音色の組み合わせがとても美しく絶妙で、表現力が非常に豊か。テクニックに申し分ないことはわかっているが、音色でこれほどまでに心をギュッと掴まれたような感じになるのがエモーショナル。そしてインプロヴィゼーションの要素も感じられる。
 オリジナルの作品もあれば、彼女たちそれぞれの故郷、アイルランドとウェールズの伝統的な曲を組み合わせた楽曲もありとても豊か。二人の創造力とテクニックが結集された作品。この二人だからこそなし得た作品と言えるだろう。今後の活動やリリースにも注目のデュオである。

1位 Luzmila Carpio · Inti Watana / El Retorno del Sol

レーベル:ZZK [5]

 ボリビアの先住民ケチュア族出身のSSW、ルスミラ・カルピオの最新作。リリースは、デジタル・クンビア、エレクトリック・フォルクローレで知られるブエノスアイレスの名門レーベルZZKから。
 ルスミラは、半世紀以上にわたってアンデスの先祖伝来の知識と音楽を世界中に広めてきた。その長いキャリアの中で、120曲以上を作曲し、25枚以上のアルバムをリリース、母国語のアイマラ・ケチュア語とスペイン語の両方で歌いながら何百万人もの人々にインスピレーションを与えてきた。また2006年から2010年まで在フランスボリビア大使も務め、『ローリング・ストーン』誌が彼女を「南米で最も多作な先住民シンガーのひとり」と評したこともある。ボリビアだけでなく、ラテンアメリカ全土の先住民コミュニティの光明となって活動してきた。
 本作では、ラテンアメリカ先住民の儀式や儀礼、自然との交わりなど伝統に対する敬意を表し、彼らの闘いや女性のエンパワーメント、そして人々と地球へのメッセージを伝えている。魂が込められた彼女の特徴的な歌声と、民族楽器との相性が非常に心地よい。民族楽器もチャランゴやケーナといったボリビアのものだけでなく、ハルモニウム、ヴァイオリンやギターなどの西洋楽器、アルゼンチンのボンボ・レゲーロ、アルメニアのドゥドゥク、アジアのパーカッションなども使われている。時折アジアの楽曲かと思えるようなところがあるのもそのせいかもしれない。
 パチャママ(母なる大地)とタタ・インティ(父なる太陽)と対話するように作られたそうだ。地球環境問題がかなり深刻化している今、人間と自然との調和を見出すことはかつてないほど重要だということを、大地と太陽に対話することで表現している。
 本作LPのお披露目を6月21日の夏至の日に、リリース日を9月21日のお彼岸に合わせるということで、一貫した意思が感じられる。気候変動の異常さを感じた今夏、我々も本作を聴いて、今一度環境について考えなければならないと思わされた作品。

(ラティーナ2023年11月)

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https://e-magazine.latina.co.jp/n/na7d699f25231













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